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「第26回いきいき山田鯉のぼりまつり」(香取市)
 本日ご紹介するのは、となりまち「香取市」「橘ふれあい公園」で4月20日(月)〜5月8日(金)の期間開催されます「第26回いきいき山田鯉のぼりまつり」です。

 「香取市」は、2006年(平成18年)3月27日に「佐原市」・「山田町」・「香取郡」「小見川町」・「栗源町(クリモトマチ)」の「1市3町」が合併(新設合併)し、誕生した「市」です。
 「香取市」は、「千葉県」の「北東部」に位置し、「北部」は「茨城県」に接し、「首都」「東京」から70km圏、「世界の空の玄関口」(WORLD SKY GATE)「成田国際空港」(2012年12月10日のブログ参照)から15km圏に位置しています。
 「香取市」「北部」には、「水郷」の「風情」が漂う「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)が「東西」に流れ、その「流域」には「水田地帯」が広がり、「香取市」「南部」は「山林」と「畑」を「中心」とした「平坦地」で、「北総台地」(下総台地)(2012年7月10日のブログ参照)の「一角」を占めています。

 「香取市」には、「日本」の「原風景」を感じさせる「田園」・「里山」や、「水郷筑波国定公園」(2012年8月3日のブログ参照)に位置する「利根川」周辺の「自然景観」をはじめ、「東国三社」(2010年10月23日のブログ参照)のひとつである「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)、「舟運」で栄えた「佐原のまち」には「日本」で初めて「実測日本地図」「大日本沿海輿地全図」を作成した「佐原の偉人」「伊能忠敬」(2011年3月5日のブログ参照)の「旧宅」(国指定史跡)(2012年2月24日のブログ参照)、江戸時代から昭和初期に建てられた「商家」や「土蔵」が、現在も、その「姿」を「今」に残し、「関東地方」で初めて「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されている「佐原の町並み」など「見どころ」が多い「市」であり、「香取市」は「水」と「緑」に囲まれ、「自然」・「歴史」・「文化」に彩られた「まち」として知られ
ています。

 「橘ふれあい公園」(2012年4月17日のブログ参照)は、「東総有料道路」「終点」「交差点」から3km、「県道山田栗源線」より、小高い「丘」にある「香取市」の「橘堰」「周辺」の「自然」を活かした「総敷地面積」4ha(ヘクタール)の「公園」です。
 「橘ふれあい公園」には、「四季」を彩る「草花」や「昆虫」、「魚」、「野鳥」など「自然」がたくさんあり、「橘ふれあい公園」は、「香取市民」に親しまれている「公園」です。
 「橘ふれあい公園」は、「農業用」の「ため池」である「名勝」「橘堰」に隣接した「出会いの広場」と、「堰」を見下ろす「丘」の「憩いの森」から構成されています。

 「橘ふれあい公園」「出会いの広場」ですが、「さざ波」煌(キラ)めく「橘堰」に隣接した、広々とした「芝生の広場」です。
 「出会いの広場」「芝生の広場」の「芝生」は、安心して遊べるように、「除草剤」を一切使用せず管理されているそうです。
 また「橘ふれあい公園」「出会いの広場」には、「野外キャンプ場」や、「休憩所」、「花木園」、「駐車場」などがあります。
 「橘ふれあい公園」「出会いの広場」の「キャンプ」や、「BBQ(バーベキュー)」などで利用、申込みされる場合の「人員」の「目安」ですが、100人程度なのだそうです。
 「橘ふれあい公園」「出会いの広場」では、その他「ボート遊び」、「釣り」などを楽しむことができるようになっています。

 「橘ふれあい公園」「憩いの森」ですが、「橘堰」の「周り」の「丘」の「森の中」にあり、「ゆらゆら橋」や、「ローラー滑り台」など10種類の「アスレチックコース」、「展望台」、「あずま屋」などがあり、「自然」を満喫することができるそうです。
 「橘ふれあい公園」「憩いの森」「展望台」からの「里山の風景」は素晴らしく、「千葉県」が選定している「ちば眺望100景」に選定されています。

 「橘ふれあい公園」には、「出会いの広場」、「憩いの森」に併せて、「林の中」、「全長」約4kmの「遊歩道」が整備された「里山」「牧野の森」と、「香取市民」が「里親」となって管理している「桜の里」にも隣接しており、「水辺」と「森」が「一体」となった「変化」に富む「自然空間」を提供しています。
 「橘ふれあい公園」では、暖かな「季節」の「週末」には、「遠方」から訪れた「家族連れ」や、「グループ」の「色とりどり」の「テント」が並ぶほか、「鳥」や、「野草樹木」の「ウォッチング」を楽しむ「人」も多いそうです。

 「いきいき山田鯉のぼりまつり」(2014年4月23日・2013年4月22日・2012年4月17日・2011年4月20日のブログ参照)は、「香取市」「山田地区」で20年近く続いている「イベント」で、「香取市」「山田地区」の「風物詩」となっている「鯉のぼりまつり」です。
 「いきいき山田鯉のぼりまつり」では、「会場」である「橘ふれあい公園」内の「名勝」「橘堰」「上空」に、4月下旬から5月上旬にかけて、約200匹の「鯉のぼり」が泳ぐ、「圧巻」の「風景」が見られるそうです。

 「第26回いきいき山田鯉のぼりまつり」では、上記のように「里山」に囲まれた「橘堰」の「上空」を、「約200匹の鯉のぼり」が「悠々」と泳ぐ「姿」を、4月20日(月)から5月8日(金)までの「鯉のぼり掲揚期間」に、「橘ふれあい公園」「芝生の広場」や、「水辺の遊歩道」、「桜の里」の「てっべん」から、のんびりと眺めることが出来るそうです。
 「第26回いきいき山田鯉のぼりまつり」では、「開催期間中」の5月2日(土)に、「子ども」から「大人」まで、楽しめる「メインイベント」が開催されます。
 「第26回いきいき山田鯉のぼりまつり」「メインイベント」の「内容」ですが、「ボート乗船体験」、「佐原張子絵付け体験」などの「手作り体験」、「ふれあい市」・「地域交流フェア」(地元団体・市内の観光交流施設等による出店)、「ピクニックコンサート」(地元団体による演奏や踊り披露)となっています。

 「ボート乗船体験」ですが、「わくわく体験広場」で開催される「催し」で、「鯉のぼり」が「上空」を泳ぐ「姿」を、「下」から望みながら、「橘ふれあい公園」で「大人気」の「ボート」に1周100円で乗ることができるそうです。
 「佐原張子絵付け体験」ですが、「わくわく体験広場」で開催される「催し」で、「佐原張子絵付け体験」は、500円から「体験」でき、「佐原張子絵付け体験」では、「自分」だけの「作品」を作れるそうです。
 ちなみに、「ボート乗船体験」、「佐原張子絵付け体験」ですが、それぞれの「体験」ですが、「随時」実施する「催し」となっています。

 「ふれあい市」・「地域交流フェア」ですが、「橘ふれあい公園」「芝生の広場」で開催される「催し」で、「地元団体」・「香取市内」の「観光交流施設」等による「ステキ」な「お店」が、盛り沢山で出店され、楽しい「ゲーム」もたくさんあるそうです。
 「ピクニックコンサート」ですが、「橘ふれあい公園」「芝生の広場」で開催される「催し」で、「地元団体」による「演奏」や、「踊り」の「披露」、「ご当地ヒーローショー」、「ご当地ダンスユニット」などが、「パフォーマンス」を「披露」するそうです。
 「ピクニックコンサート」に「出演」される「地元団体」や、「内容」ですが、「香音」による「和太鼓」の「演奏」「披露」、「ゴールデンバンデッド・リリース」による「演奏」「披露」、「香取市」の「ご当地戦隊ヒーロー」「カトレンジャーZ」(2012年11月19日のブログ参照)による「ヒーローショー」、「香取市」「小見川地区」の「自称」「日本一ヘタなダンスユニット」「オミザイル」(2011年8月17日のブログ参照)の「皆さん」(子どもたち)の「ダンス披露」となっています。

 美しい「里山風景」を望む「景勝地」「橘堰」にある「橘ふれあい公園」で開催される「谷津田」にわたる「風」に乗って、「橘堰」「上空」に「鯉のぼり」が「悠々」と泳ぐ「人気イベント」「第26回いきいき山田鯉のぼりまつり」。
 この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「第26回いきいき山田鯉のぼりまつり」詳細

 開催期間 4月20日(月)〜5月8日(金)

 開催会場 橘ふれあい公園 香取市仁良1

 問合わせ 香取市商工観光課 0478-50-1212

 備考
 「第26回いきいき山田鯉のぼりまつり」「メインイベント」ですが、「雨天時」の「場合」には、「翌日」5月3日(祝・日)に順延されるそうです。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=2560 |
| 地域情報::香取 | 10:59 AM |
「アマリリス展」(香取市)
 本日ご紹介するのは、となりまち「香取市」「水郷佐原水生植物園」で4月15日(水)〜5月10日(日)の期間開催されます「アマリリス展」です。

 「水郷佐原水生植物園」(2012年5月24日・4月26日のブログ参照)は、「香取市」「扇島」にある「香取市」「市営」の「植物園」で、「水郷地帯」に立地する「人気観光施設」です。
 「水郷佐原水生植物園」ですが、1969年(昭和44年)に開園した「施設」で、「水郷筑波国定公園」(2012年8月3日のブログ参照)内に位置する、約6ha(ヘクタール)ある「水生植物園」となっています。
 「水郷佐原水生植物園」の「園内」には、「東洋一」を誇る「あやめ」、「花菖蒲」(2011年5月27日のブログ参照)、「藤」、「はす」、「アマリリス」等を「中心」に、「水辺の植物」がところ狭しと植えられています。

 「水郷佐原水生植物園」には、「島」や「橋」、「水面(ミナモ)」が配置されており、上記のように「東洋一」を誇る「あやめ」、「花菖蒲」をはじめ、「はす」、「藤」、「アマリリス」、「ポプラ」などが植えられ、「水郷佐原水生植物園」は、「水郷地帯」の「面影」を表現しています。
 「水郷佐原水生植物園」の「花菖蒲」(アヤメ科)は、「江戸」・「肥後」・「伊勢」系などの400品種150万本が植えられており、その「規模」ですが、「日本有数」となっており、「あやめ」、「花菖蒲」が「見頃」を迎える、5月下旬から6月にかけて「水郷佐原あやめ祭り」(2014年5月28日・2013年5月31日・2012年5月24日・2011年6月2日・5月29日のブログ参照)が開催され、「水郷佐原あやめ祭り」「開催期間中」には、多くの「あやめファン」、「観光客」が訪れ、また「はす」ですが、「中国」・「南京市」から贈られた「千弁蓮」など300種以上植えられており、「はす」の「開花時期」には、「日本一」の「はす祭り」(2014年7月12日・2013年7月1日・2012年7月4日・2011年7月6日のブログ参照)が行われています。
 「水郷佐原水生植物園」では、このほか、100mの「藤のトンネル」(藤棚)は、「幸せの道」として「注目」を集めており、「藤」が「見頃」を迎える、5月初旬に「観藤会」(2014年4月25日・2013年4月25日・2012年4月26日・2011年4月28日のブログ参照)も行われています。
 「世界中」の「水生植物」が、集められている「水郷佐原水生植物園」には、「園内」に「アスレチック」などを備えた「親水公園」となっており、「家族」揃って楽しめる「観光施設」となっています。

 「アマリリス」(Amaryllis)は、「ヒガンバナ科」「ヒッペアストルム属」「Hippeastrum」の「植物」の「総称」、「原種」は「中南米」・「西インド諸島」に、約90種があり、数百種類の「園芸品種」が作出され、現在もその「数」は増え続けています。
 「学名」の「ヒッペアストルム」は「ギリシア語」で、「騎士」の「意味」の「hippeos(ヒッペオス)」と「星」、「astron(アストロン)」から、「アマリリス」(Amaryllis)は「旧属名」であり「古代ギリシャ」や「ローマ」の「詩」に登場する「羊飼い」の「アマリリス」から取られているそうです。
 「アマリリス」ですが、「学名上」の「園芸品種」の「総称」は「ヒッペアストルム・ヒブルドゥム(Hippeastrum × hybridum)」です。

 「アマリリス」は、「地中」に「麟茎」を形成する「多年草」で、「初夏」に「ユリ」に似た「基本的」に「六弁」の大きい「花」を2〜4個つけ、「花」の「色」は「白」・「赤」・「薄紅」・「淡黄」などあります。
 現在販売されている「球根」には「八重咲き」のものも多く、また、「通常」の「花」は「横向き」ですが、「上」を向いて咲く「受け咲き種」、「香り」のあるものも作られています。

 18世紀初頭に「南米」から「ヨーロッパ」に「生体」がもたらされた後、1799年(寛政11年)に「イギリス」の「時計職人」「アーサー・ジョンソン」(Arthur Johnson)の「手」により、「ヒッペアストルム ウ゛ィッタツム」(Hippeastrum vittatum)(和名・ベニスジサンジコ)と「ヒッペアストルム レジナエ」(H.reginae)(和名・ジャガタラズイセン)が交配され、「最初」の「種間交配」による「園芸品種」「ジョンソニー」(Hippeastrum × johnsonil)が誕生する、その後「原産地」から「様々」な「原種」が「発見」・「導入」されると同時に「様々」な「園芸品種」が作出され、1870年頃には現在「園芸店」で販売されているような「巨大」な「大輪品種」が誕生しました。
 また、「ヒッペアストルム属」に、かつて属していた「希少植物」で「ブラジル」の「リオデジャネイロ州」のごく一部「地域」に分布する「一属一種」の「ウォルスレヤプロケラ」(Worseleya procera)、「シノニム」(Worsleya rayneri)も、「ブルーアマリリス」の「名」で呼ばれます。

 日本には江戸時代末期に、「キンサンジコ」(金山慈姑)(Hippeastrum puniceum)、「ジャカタラズイセン」、「ベニスジサンジコ」(紅筋山慈姑)の「3種」が渡来しています。
 また、「戦後」に「大輪品種」が普及する以前に導入されて、現在販売されることは殆どありませんが、「農家」の「庭先」などに「今」も見ることができる「中型」で「剣弁咲きもの」を「在来種」として区別する場合があり、これは古くからあるという「意味」で、もちろん「日本原産」ではありません。

 「アマリリス」ですが、「春植え球根」の「代表種」であり、「こぶし大」の「球根」は、「成長」が早く4月に植えると1ヶ月後には開花し、「植え付け」、「植え替え」は、「ソメイヨシノ」が散る「頃」が「適期」です。
 (例外的にシロスジアマリリス Hippeastrum reticulatum var.striatifolium 等、秋に咲くものも存在する)
 「アマリリス」は、「ヒガンバナ科」の「ほか」の「植物」と同じく、「球根」などに「リコリン」を含み「有毒」です。

 「アマリリス」(Amaryllis)という「言葉」は、「世界中」で広く使われていますが、「学名」を意識して考えるとややこしいことになっています。
 「一般的」な「人」が「アマリリス」という場合は、「冒頭」に記載した通り、「ヒッペアストルム属」を指しますが、「Hippeastrum属」であるのに「アマリリス」というのは、かつて「アマリリス属」「Amaryllis」に分類されていた「名残」だそうです。
 また、「Amaryllis属」というものがあるのに、「Hippeastrum属」の「和名」を「アマリリス属」としている場合があり、「混乱」があるようです。
 似たような「例」で、「ペラルゴニウム属」(Pelargonrum)の「園芸品種」が「園芸上」では「旧属名」の「ゼラニウム」(Geranium)と呼ばれます。

 「Amaryllis属」の「植物」、すなわち「本来のアマリリス」とでもいうべきものは、「南アフリカ」「原産」の「ホンアマリリス」(Amaryllis belladonna)(別名・アマリリス ベラドンナ、ベラドンナリリー、ネイキッドレディー)と「アマリリス パラディシコラ」(A.paradisicola)の「2種」しかなく、「ホンアマリリス」は「日本」には明治時代末期に渡来しており、現在では「ヒッペアストルム属」のものに比べると、ほんの僅かではありますが、「原種」及び「数種」の「園芸品種」が「夏植え球根」として販売されています。
 また、「一般的」にいう「アマリリス」(ヒッペアストルム属)にも、「ヒッペアストルム ベラドンナ」(Hippeastrum ‘Belladonna’)という「園芸品種」が存在し、「アマリリス ベラドンナ」(Amaryllis ‘Belladonna’)の「名前」で販売されているので、余計にややこしいそうです。

 「アマリリス」(ヒッペアストルム属)と「ホンアマリリス」の「違い」ですが、「一般」にいう「アマリリス」(ヒッペアストルム属)の、多くの「種」が「花期」も「葉」を展開させるのに対し、「ホンアマリリス」は、「開花時」には「ヒガンバナ」のように「地上部」に「葉」がありません。
 (但し「冬季」に出回る「開花」処理された「球根」や「植え付け初年度」の「球根」は「花茎」のみが上がる場合があります)
 「ヒッペアストルム属」の「花茎」が、「ストロー」のように「空洞」であるのに対して「ホンアマリリス」はそうではないそうです。
 多くの「ヒッペアストルム属」の「花」は咲き進むと「雄しべ」の「先」は、大きく「三裂」しますが、「ホンアマリリス」はしません。

 前述にあるように、「ヒッペアストルム属」は、「中南米原産」であるのに対し、「ホンアマリリス」は「南アフリカ原産」であり、「両者」とも「ヒガンバナ科」ではあるが「縁」は遠いそうです。
 近年の「ゲノム解析」の「結果」、「ヒッペアストルム属」は、「分布域」が重なる「中南米原産」の「ゼフィランサス」(Zephyranthes、)、「ハブランサス」(Habranthus)等の「レインリリー類」にもっとも「近縁」であり、「ホンアマリリス」は、同じく「南アフリカ」に「分布」の「中心」がある「ハマユウ属」(Crinum)、「ネリネ属」(Nerine)、「ブルンスビキア属」(Brunsvigia)などと「近縁」です。
 「一般」には、「ヒッペアストルム属」との「属間交配種」は「スプレケリア・フォルモシッシマ」(ツバメズイセン)(Sprekelia formosissima)との「交配」による「ヒッペアストルム属」×「Hippeaskelia」(=×Hippeastrelia)が知られているのみですが、「ホンアマリリス」には「ハマユウ属」との「交配」で得られた「アマクリナム属」×「Amarcrinum」、「ネリネ属」との「交配」で「アマリネ属」×「Amarine」、「ブルンスビキア属」との「交配」で、「アマリギア属」×「Amarygia」が知られ、「園芸植物」として出回っています。

 「水郷佐原水生植物園」では、4月15日(水)から5月10日(日)の「期間」「園内」にて「アマリリス展」が開催するそうです。
 「アマリリス展」ですが、「地元愛好家」が「丹精」込めて育てた「アマリリス」と、「水郷佐原水生植物園」「所有株」と併せて、およそ「90種類」「240鉢」の「展示」を行うそうです。
 「アマリリス展」では、「一般」には見ることのできない、「八重咲き品種」や、「ピンク系」、「黄色系」等の「希少種」などを、「多数」展示しており、「水郷佐原水生植物園」では、「たくさん」の「品種」を揃え、「アマリリス」の「魅力」を感じられる「展示会」となっているそうです。

 「水郷情緒」あふれる「佐原」の「人気観光スポット」「水郷佐原水生植物園」で開催される「大輪」の「花」、「品種」も「充実」した「色とりどり」の「希少」な「アマリリス」が「観賞」できる「展覧会」「アマリリス展」。
 この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「アマリリス展」詳細

 開催期間 4月15日(水)〜5月10日(日)

 開催時間 9時〜16時半(入館〜16時)

 開催会場 水郷佐原水生植物園 香取市扇島1837-2

 入館料  4月中 大人 200円 子供(小学生) 150円

      5月中 大人 500円 子供(小学生) 250円

 問合わせ 水郷佐原水生植物園 0478-56-0411

 備考
 「アマリリス展」を開催している「水郷佐原水生植物園」では、4月25日(土)から「初夏」の「香り」を感じることができる「催し」「観藤会」が行われます。
 「薄紫」や、淡い「ピンク」の、長い「花房」をつけ、華やかに、咲き誇る「藤の花」は、「万葉集」にも詠(ウタ)われる「日本古来」の「花木」で、「季節の花」「藤」を愛でる「観藤会」は、「水郷佐原水生植物園」の「人気」の「催し」のひとつとなっています。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=2559 |
| 地域情報::香取 | 10:44 AM |
「里山の仕事体験」「タケノコ収穫」(東庄町)
 本日ご紹介するのは、となりまち「東庄町」「千葉県立東庄県民の森」で4月18日(土)に開催されます「里山の仕事体験」「タケノコ収穫」です。

 「千葉県立東庄県民の森」(2011年4月22日のブログ参照)は、「緑」豊かな「下総台地」(北総台地)(2012年7月10日のブログ参照)にあり、「自然環境」の豊かなところにあります。
 「千葉県立東庄県民の森」内には、「硬式用テニスコート」が3面、「5人立て専用」の「弓道場」があり、「緑」豊かな「自然」の中で、「テニス」が楽しめたり、厳(おごそ)かに「弓道」を楽しむことができます。

 「千葉県立東庄県民の森」の「区域面積」は、100ha(ヘクタール)で、「千葉県」の「北部」を流れる「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)に近く、上記のように「緑」豊かな「下総台地」(北総台地)にあって、「眼下」に「干潟八万石」の「大水田地帯」や遠く「九十九里浜」(九十九里海岸)(2012年5月11日のブログ参照)を望むことができます。
 「千葉県立東庄県民の森」には、「芝生広場」、「湿地植物園」、「水鳥観察舎」などもあり、その他にも「森林館」(管理事務所)、「ふるさと館」、「展望台」、「フィールドアスレチック」、「水鳥広場」、「お花見広場」、「森の教室」、「花しょうぶ園」、「樹木園」、「見晴し台」などがあります。

 「千葉県立東庄県民の森」「周辺」の「夏目堰」は、「カモ」や「白鳥」などの「水鳥」が多数飛来しており、「千葉県立東庄県民の森」「水鳥観察舎」からも「観察」ができるので、「四季折々」の「バードウォッチング」が楽しめる「スポット」として知られています。
 「夏目堰」は、もとは「椿海」(2011年4月17日のブログ参照)「潟湖」の「一部」でしたが、「椿海」「周辺」は江戸時代に干拓され、現在は「干潟八万石」といわれる「大水田地帯」になっています。

 「千葉県立東庄県民の森」は、「県土」の「自然」を守り、多くの「県民」が「森林」と親しみ、「森林」を知り、その「恵み」を受けながら、「自然」と共に生きる「心」の「創造」を目指して造られたものです。
 このため「千葉県立東庄県民の森」は、「森林」での「学習」、「レクリエーション」、「スポーツ」、「文化活動」、「林業体験」など、「森林」の「総合利用」を図る「施設」として整備されています。

 「タケノコ」(竹の子、筍、英名・bamboo shoot)は、「イネ科」「タケ亜科」「タケ」の「若芽」を指し、「日本」や「中国」などで「食材」として利用されており、「タケノコ」は、「春」の「季語」として用いられています。

 「竹」の「地下茎」(根茎)は、「節」ごとに「根」と「芽」を備え、主に3〜4年目の「芽」が「温帯」では、「春先」に、「熱帯」では「夏」に「伸長」を始めます。
 その「速さ」は「次第」に増し、「地表」に「顔」を出す頃は、「日」に「数センチ」程度だったものが、10日目頃には「数十センチ」から「時」には「1メートル」を超えるなど、「ツル性」を除く「披子植物」のうち、最も「成長」が速いとされ、「タケノコ」にうっかり「帽子」に掛けたまま、1日たつと取ることができなくなっている場合があるともいわれます。
 この様に「昼夜」を問わず伸びるのがとても速いことから、「一種」の「民間語源」として、「漢字」の「筍」は10日間を意味する「旬」から来ている、などと言われることもあるそうです。
 ただ、2〜3か月程度でその「成長」は止まり、やがて「若竹」となって「皮」を落としますが、「高さ」や「太さ」はそれ以上変化せず「硬化」が進み、「成竹」となって10年ほど生きるそうです。

 「タケノコ」は、「地中」にあるうちに「節」が全て(「孟宗竹」で約60)形成され、「根」に近い「節」から「順」に伸長して行き、「節」の「数」については、同じ「地下茎」なら、みな同じとの「調査結果」があります。
 また、固い「タケノコ」の「皮」(悍鞘)は柔らかい「本体」(悍)を保護するだけでなく、「節」の「成長」を助ける「役割」を持っているため、「若竹」の「皮」を取ると、その「節」の「成長」は止まってしまうそうです。
 「地上」に「顔」を出してから、間もなく「成長」が止まり、そのまま枯れて腐ってしまう、「止まりタケノコ」と呼ばれる「現象」があり、その「数」は「全体」の「半数」から7割に達するといいます。
 すなわち、「タケノコ」は、過度に採取しなげれば、「竹林」の「成長」に影響しないそうです。

 「タケノコ」ですが、「春先」、「地面」から「芽」の出かけているものを「食用」とし、その後、数m程度に成長したものの「穂先部分」も刈り取って「食用」としますが、これは「穂先タケノコ」と呼ばれます。
 「タケノコ」は、「切断直後」より「えぐみ」が「急激」に増加し、掘り採ってから「時間」が経つほど、固くなると共に「えぐみ」が強くなるので、「極力」早いうちに「調理」や「下ごしらえ」を行うことが求められ、冷蔵すると遅らせることはできますが、早い程よいそうです。
 「タケノコ」の「加工品」としては、「水煮」の「缶詰」などにされるほか、「メンマ」などにも加工されます。

 「タケノコ」の「種類」ですが、「日本」で「食用」にされる「タケノコ」の「代表的」なものは「中国」から伝えられた「モウソウチク」でありますが、「ハチク」と「マダケ」もよく知られており、それらの「タケノコ」を比較すると下記のような「顕著」な「違い」が見られるそうです。

 モウソウチク 皮は黒斑と粗毛におおわれ、時期は3〜4月

 ハチク 皮は淡紅色で、時期は4〜5月

 マダケ 皮は薄い黒斑におおわれ、時期は5〜6月

 ネマガリダケ タケノコが弓状に曲がって生え、時期は5〜6月

 カンチク 黄色または黒紫色、時期は10月

 「タケノコ」の「生産地」ですが、「日本」では古来より「乙訓」(「京都府」「向日市」・「長岡京市」・「大山崎市」)が「名産地」として「有名」で、その他「福岡県」「北九州市」の「合馬たけのこ(オウマタケノコ)」といった「高級筍」も「有名」で、「大阪市内」の「高級料亭」では「大阪府」「貝塚市」「木積(コツミ)地区」「生産」のものも「珍重」されています。
 また「日本」では、「収穫作業」が「竹の子掘り」と称して「季節」の「観光行事」としても親しまれています。

 「水煮」として「缶詰」や「レトルトパック」で流通している「タケノコ」の多くが「中国」からの「輸入品」となっており、「中国」では「秋」にも出荷されており、「冬」を控えて行われる「竹園」の「整備」で伐採された「地下茎」から、「タケノコ」が収穫されていますが、小さく堅いことから「加工食品用」にされます。

 「タケノコ料理」ですが、下記の通りとなっています。

 「日本料理」

 ・生食、焼き物

 目安として一時間以内の、特に新鮮なものであれば、生や軽く湯がくだけで刺身や焼き物として、風味を最大限味わうことができる。
 これを目当てに、タケノコ掘りに出かける人も多い。

 ・煮物

 カツオ節で出汁を煮含めるものが多い。
 そのまま煮詰める土佐煮、またはわかめと共に若竹煮が代表的な調理法で、中程より上の柔らかい部分が適します。

 ・揚げ物

 アク抜きしたものは水分が多く、おいしく天ぷらにするにはテクニックが要る。

 ・その他具材

 タケノコご飯や吸い物の具にしたり、八宝菜等の炒め物など。

 ・皮

 柔らかい皮(甘皮)は、本体と同じく食用にされる。
 固い皮は食器代わりなどに利用されるほか、梅干しを包んで子供のおやつにする。

 「中国料理」

 ・玉蘭片(ユィランピエン)

 江南地方の加工品でタケノコを冬掘りして塩漬けにしたもの。スープや旨煮に用いる。

 「台湾料理」

 ・乾筍(メンマ)

 タケノコを乳酸発行させた漬物。
 元は台湾の嘉義県における伝統食材で、日本でもラーメンの具や酒のつまみとしてポピュラーな食材。

 「タケノコ」は、収穫する「タイミング」が生長し始めてから早いほど「苦み」や「アク」が少なく美味しいとされています。
 生長するにしたがい、含まれている「甘み成分」が消費され、「繊維質」は増加して堅く締まり、「苦み」より強くなって「食用」には適さなくなり、「モウソウチク」の場合、「土」から「顔」を出す前に掘るのが望ましい(地面が盛り上がっているのを見分けて掘る)とされますが、「マダケ」や「ネマガリダケ」のように、30cm程度に生長した「地上部」を折り取って「収穫」できる「種類」もあります。

 「タケノコ」の「アク」は、「シュウ酸」や「ホモゲンチジン酸」と、その「配糖体」などが「主成分」とされ、「アルカリ性」の「水」(コメのとぎ汁や重曹)で除くことができますが、「タケノコ」は、「アミノ酸」の「一種」「チロシン」を非常に多く(100g中690mg・日本食品成分表)含み、これが「酵素」によって次第に変化し、「ホモゲンチジン酸」になるため、「加熱」して「酵素」を失活させる「アク止め」が「必要」となります。
 これは掘り採ってから早いほどよしとされ、

 「湯を沸かしてから掘れ」

 とも言われます。
 「タケノコ」の「アク」には、「青酸配糖体」も含まれていますが、薄く切った場合で8〜10分以上「煮込む」と「安全」となるそうです。
 なお、「ホモゲンチジン酸」と違って「チロシン」は「水」に溶けにくく、「タケノコ」の「節内部」に、白い「粉末状」の「結晶」として折出し、「店頭」の「半割」された「水煮」でよく見掛けます。
 (チロシンは、生長する時にリグニンの材料として使われるので、この様にストックされています。)
 「日本料理」の「煮物」として「調理」する際には、「米糠」と、「輪切り唐辛子」などを用いて「アク抜き」するのが「一般的」ですが、上記の通り「水」で煮るだけでも「アク止め」、また、「中華料理」では、「湯」で「アク抜き」する「代わり」に、「高温」の「油」で揚げて処理することも行われます。

 「タケノコ」の「栄養価」ですが、「栄養成分」は、「タンパク質」に富み、「カリウム」や「食物繊維」の「他」、「ビタミンB1」、「ビタミンB2」、「ビタミンC」、「ビタミンE」などを含み、「食物繊維」は、「コマツナ」や「キャベツ」と同じ程度であるとされています。

 「日本語」における「タケノコ」の「諺(コトワザ)」・「比喩表現」ですが、下記の通りとなっています。

 雨後のタケノコ

 雨が降った後はタケノコの生えやすいことから、何かをきっかけとしてある物事が続々と発生すること。

 タケノコ生活

 タケノコの皮を1枚ずつはぐように、身の回りの衣服・家財などを少しずつ売って食いつないでいく生活。

 タケノコ剥ぎ

 性風俗店で用いられる用語で、ボッタクリ商法のひとつ。
 タケノコの皮をはがす行為に由来し、初期料金を安く見せかけ、女の子の脱衣や接触行為などのオプション料金を積み上げていった結果、法外な高額の料金になってしまうこと。

 タケノコ医者(筍医者)

 (筍がやがて竹になり藪になることから)技術が下手で未熟な藪医者にも至らぬ医者のこと。

 「里山の仕事体験」「タケノコ収穫」ですが、「千葉県立東庄県民の森」の「体験イベント」で、4月18日(土)に開催されます。
 「里山の仕事体験」「タケノコ収穫」の「受付時間」ですが、「東庄県民の森管理事務所」で、9時00分から「受付」を行い、「里山の仕事体験」「タケノコ収穫」は、9時30分から12時00分頃まで行うそうです。
 「里山の仕事体験」「タケノコ収穫」の「実施内容」ですが、「千葉県立東庄県民の森」にて、「春の里山観察」、「タケノコ収穫体験」となっています。
 「里山の仕事体験」「タケノコ収穫」の「参加費」ですが、「お一人」500円()となっており、「定員」ですが、20名となっています。
 (「里山の仕事体験」「タケノコ収穫」ですが、「電話」で「事前予約」「受付」となっています。)

 「自然」豊かな「千葉県立東庄県民の森」で開催される「体験イベント」「里山の仕事体験」「タケノコ収穫」。
 この機会に「東庄町」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「里山の仕事体験」「タケノコ収穫」詳細

 開催日時 4月18日(土) 9時半〜12時頃 (受付は9時〜)

 開催会場 千葉県立東庄県民の森 香取郡東庄町小南639

 問合わせ 千葉県立東庄県民の森 0478-87-0393

 備考
 「里山の仕事体験」「タケノコ収穫」ですが、「雨天」の場合「中止」となるそうです。
 「里山の仕事体験」「タケノコ収穫」ですが、「参加」される際、「クワ」、「スコップ」等、「タケノコ」を掘る「道具」の「持参」を呼びかけています。
 また「里山の仕事体験」「タケノコ収穫」「参加者」の「服装」は、「軍手」、「長靴」など、汚れてもよい「服装」での「参加」を呼びかけています。

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| 地域情報::香取 | 10:58 AM |
「神幸祭」(香取市)
 本日ご案内するのは、となりまち「香取市」「香取神宮」で4月15日(水)に開催されます「神幸祭」です。

 「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)は、「香取市」「香取」に鎮座する「日本屈指」の「神宮」で、「式内社」(名神大社)、「下総国一宮」、「旧社格」は「官幣大社」で、現在は「神社本庁」の「別表神社」です。
 「香取神宮」は、「関東地方」を中心として「全国」に約400社ある「香取神社」の「総本社」であり、「鹿嶋市」の「鹿島神宮」(2010年11月8日・9日・10日のブログ参照)、「神栖市」の「息栖神社(いきすじんじゃ)」(2010年11月7日のブログ参照)とともに「東国三社」(2010年10月23日のブログ参照)の「一社」であり、「宮中」の「四方拝」で遥拝される「一社」です。

 「香取神宮」の「創建」ですが、「神武天皇」の「御代18年」と伝えられ、「香取神宮」の「御祭神」は「日本書紀」の「国譲り神話」に登場し、「鹿島神宮」の「御祭神」「武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)」とともに活躍した「神様」「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」です。
 上記のように「香取神宮」は、「下総国一宮」で、明治以前に「神宮」の「称号」を与えられていたのは、「伊勢神宮」、「香取神宮」、「鹿島神宮」のみという「わが国」「屈指」の「名社」です。

 「香取神宮」の約37000坪ある「境内」には、「本殿」、「幣殿」、「拝殿」、「祈祷殿」、「楼門」、「宝物館」、「神徳館」、「弓道場」、「社務所」などがあります。
 中でも「香取神宮」「本殿」・「中殿」・「拝殿」が連なる「権現造」の「社殿」は、「鹿皮」のような「色」をした「桧皮葺」の「屋根」に「黒塗り」の「姿」が実に美しい「建造物」となっています。
 「香取神宮」「境内」には、「摂社」、「末社」が多く祀られており、「摂社鹿島新宮」、「摂社奥宮」、「摂社匝瑳神社」、「末社六所神社」、「末社桜大刀自神社」、「末社裂々神社」、「末社市神社」、「天降神社」、「末社馬場殿神社」、「末社日神社」、「末社月神社」、「末社押手神社」、「末社璽神社」、「末社大山祇神社」、「末社諏訪神社」などを祀っており、「香取神宮」「参道」「左手」に「香取護国神社」(2013年9月25日のブログ参照)が祀ってあります。

 「香取神宮」は、「香取の森」と呼ばれる12万3千平方mに及ぶ「広大」な「山林」の中にあり、「香取の森」は「荘厳」で「霊気」に満ちた「神秘さ」を深めた「空間」が広がっており、正に「神域」であることを感じることができる「パワースポット」となっています。
 「香取神宮」の「社叢林」は3.5ha(ヘクタール)、古くから「神宮の森」として古くから「信仰の場」として「大切」に保護されてきたため、「目通り幹囲鉾(幹周)」3mを越える「スギ」をはじめ、「イヌマキ」・「モミ」などの「巨木」が林立しており、「落葉」に埋もれた「古道」や「古井戸」は往時の「景観」を偲ばせ、「香取の森」は昭和49年(1974年)に「千葉県」の「県指定天然記念物」に指定されています。
 「香取の森」、「香取神宮」の「位置」する「山」(森)は、その「形状」(森の全景)が「亀」に似ていることから、「亀甲山(きっこうさん)・(かめがせやま)」とも呼ばれて(称されて)います。

 この「地域」は、「北総台地」(下総台地)(2012年7月10日のブログ参照)の「北縁」に当たり、「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)によって「徐々」に浸食された「地域」であり、「台地」「上面」は「標高」約40mであり、「浸食」が進み「谷津田」が入り組み、「島状」となった「台地」も多く、「香取神宮」を含んだ「台地」もそのひとつなのだそうです。
 「香取の森」は、「スダジイ」を「優占種」とする「自然林」と「スギ」の「人工林」とから構成されており、「香取神宮」「本殿」の「周辺」には「巨木」が多く、特に「御神木」とされる「スギ」はこの「地域最大」のもので、上記のように「目通り幹囲鉾(幹周)」は約7.4m、「高さ」35mで、「樹齢」は「千年」といわれています。

 「香取の森」の「高木層」は「スギ」で占めていますが、「亜高木層」には「スダジイ」・「シラカシ」・「シロタモ」などの「常緑広葉樹」が多くみられ、「草木層」には「アスカイノデ」・「フモトシダ」・「イワガネソウ」・「ベニシダ」などの「シダ類」をはじめとして「リュウノヒゲ」・「ヤブラン」・「フウラン」などの「草木類」が数多く「自生」しています。
 「香取の森」付近には、「スギ」・「スダジイ」・「アカガシ」・「イチョウ」・「ケヤキ」・「イヌマキ」・「ナギ」などの「巨木」・「古木」があり、いずれも「樹齢」数百年といえるもので、「林床」には、「県内」では「北限」といわれる「アリドオシ」があるそうです。
 また「香取の森」には、「スギ」の「老齢木」としては「県下」でも「有数」な「スポット」であり、「学術的」にも「貴重」なものなのだそうです。

 「下総国一宮」「香取神宮」ですが、「四季折々」の「風情」を醸しており、「初春」の「梅」、「春」の「桜」、「夏」の「新緑」、「秋」の「紅葉」と「四季」を通じて「自然」と触れあえる「スポット」であり、「散策スポット」でもあるそうです。
 「春」の「香取神宮」では、「ソメイヨシノ」、「オオシマザクラ」、「ヤマザクラ」、「ボタンザクラ」を「中心」に、15種類、約700本の「桜」が植えられており、「見頃」を迎えると「香取神宮」「表参道」・「旧参道」には「桜のトンネル」ができ、「参拝客」や「花見客」で賑わいます。
 その他の「香取神宮」の「観桜スポット」ですが、「黄門桜」、「桜の馬場」があげられます。
 「黄門桜」ですが、「香取神宮」「楼門」前にある「桜」で、「水戸黄門」として「有名」な「徳川光圀」の「手植え」の「桜」と伝えられています。
 「桜の馬場」ですが、「神殿」の「裏側」にあり、「ソメイヨシノ」、「オオシマザクラ」などが、数百本あり、「桜の名所」として、「開花時」には「花見客」で賑わいます。

 「神幸祭」ですが、約800年前から伝わる「祭事」で、「香取神宮」の「御祭神」である「経津主大神」が、「東国」を平定した際の「様子」を模して行われ、「氏子」が平安時代さながらの「装束」を「身」にまとい、「行列」を組んで「神宮」の「周り」を歩く、「香取」の「神さま」が、「年」に一度「里」に下りられる「祭事」です。
 「神幸祭」は、一年に一度、「香取神宮」の「大神様」が「里」に下りられる「大祭」で、「氏子地区」の「代表」、約200人が、「昔」ながらの「装束」に「身」を包み、お供し、「香取神宮」「大駐車場」で、「駐輦祭」を斎行し、「氏子地区」の「獅子舞」などが奉納されます。

 「神幸祭」では、上記のように「香取神宮」「氏子」約200名が、平安時代さながらの「白丁」・「黄衣姿」で、「行列」を組んで「神宮」の「周り」を練り歩きます。
 「行列」は、主に「甲冑武者」の「装い」(陣羽織)や、「盾(たて)」・「矛(ほこ)」を持つ「人」、「御神輿」を担ぐ「人」など、「総勢」約200人で、途中、「香取神宮」「表参道入口」の「駐車場」で、「祭典」を行い、「香取神宮」「社殿」へ戻ります。
 また「神幸祭」の「祭典」前には、「千葉県」の「県指定無形文化財」に指定されている「香取神道流」の「奉納演舞」や、「おらんだ楽隊」の「演奏」なども行われ、美しい「時代絵巻」が「春」の暖かな「日差し」のもとで繰り広げられます。

 「香取神宮」で行われる「時代絵巻」さながらの「伝統的行事」「神幸祭」は、「例年」3万人の「人出」で賑わうそうです。
 なお「香取神宮」では、12年に一度、「午年」に行われる「式年神幸祭」では、3000人にも及び「氏子」が、「甲冑」そのほかの「歴史的装束」で、約4kmの「大行列」を組み、圧巻なのだそうです。

 「神幸祭」の「次第」ですが、下記の通りとなっています。

 11時00分頃〜 香取神道流奉納演舞

 11時00分頃〜 神楽奉納演舞

 13時00分〜  祭典

 「由緒」ある「北総」の「名社」「香取神宮」で催行される「伝統」の「歴史絵巻」が披露される「春」の「一大行事」「神幸祭」。
 この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「神幸祭」詳細

 開催日時 4月15日(水) 13時〜

 開催会場 香取神宮 香取市香取1697

 問合わせ 香取神宮 0478-57-3211

 備考
 「香取神宮」「神幸祭」「前日」4月14日(火)には、「香取神宮」「例祭」(2012年4月13日のブログ参照)が催行されます。
 「香取神宮」「例祭」ですが、「香取神宮」の「年間祭典」の中で、最も「重儀」を以て、斎行する「祭典」だそうです。
 「香取神宮」「例祭」は、「天皇陛下」からの「御幣物」を奉じ、「皇室」、「国家」の「安泰」と、「国民」の「安寧」を祈願する「祭典」で、「祭典中」、「香取神宮」「巫女」による「悠久の舞」を奏すそうです。
 「香取神宮」「例祭」ですが、「注連縄」の「外」からの「奉拝」となるそうです。

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「第10回佐原五月人形めぐり〜薫る新芽 そよぐ風 商家に伝わる五月人形〜」(香取市)
 本日ご紹介するのは、となりまち「香取市」「佐原の町並み」で4月4日(土)〜5月17日(日)の期間開催されます「第10回佐原五月人形めぐり〜薫る新芽 そよぐ風 商家に伝わる五月人形〜」です。

 「佐原の町並み」は、「香取市」「佐原」の「市街地」にある「歴史的」な「建造物」が残る「風情」のある「町並み」です。
 「佐原」は、江戸時代に「利根川東遷事業」により「舟運」が盛んになると、「小野川」(2012年9月7日のブログ参照)には、「物資」を「陸」に上げるための「だし」と呼ばれる「河岸施設」が多くが作られました。
 明治以降もしばらくは「繁栄」は続き、「自動車交通」が発達し始める昭和30年(1955年)頃までにかけて、「成田」から「鹿島」にかけての「広範囲」な「商圏」を持つ「まち」となっていました。
 上記のように「利根川水運」で栄えた「商家町」の「歴史的景観」を「今」に残す「佐原の町並み」が、「市街地」を「南北」に流れる「小野川」沿い、「市街地」を「東西」に走る「香取街道」、及び「下新町通り」などに見ることができます。
 「佐原の町並み」ですが、「佐原」が最も栄えていた江戸時代末期から昭和時代前期に建てられた「木造町家建築」、「蔵造り」の「店舗建築」、「洋風建築」などから構成されています。
 「佐原の人々」は、「江戸の文化」を取り入れ、更にそれを「独自の文化」に昇華していて、「江戸優り(エドマサリ)」といわれるほど栄えていたそうで、「当時」の「面影」・「歴史景観」を「今」に残し、またそれを活かした「まちづくり」に取り組んでいることが認められ、「佐原の町並み」は、平成8年(1996年)12月、「関東」で初めて「国」の「重要伝統的建造物群保存地区」(重伝建)に選定されています。
 「佐原の重伝建」は「昔」からの「家業」を引き継いで「今」も「営業」を続けている「商家」が多いことから、「生きている町並み」としても評価されています。

 「重要伝統的建造物群保存地区」には、「佐原の偉人」「伊能忠敬」(2011年3月5日のブログ参照)が過ごし、寛政5年(1793年)建築された「伊能忠敬旧宅」(国指定史跡)(2012年2月24日のブログ参照)のほか、「千葉県」の「県指定有形文化財」も「8軒」(13棟)が「小野川」沿いや「香取街道」沿いに「軒」を連ねています。
 「重要伝統的建造物群保存地区」「千葉県指定有形文化財」ですが、大正3年(1914年)建築の「三菱館」(2012年1月27日のブログ参照)、「土蔵」が明治元年(1868年)「店舗」が明治28年(1895年)建築の「福新呉服店」(2012年4月29日のブログ参照)、「店舗」が安政2年(1855年)「土蔵」が明治25年(1892年)以降に建築の「中村屋商店」(2012年5月21日のブログ参照)、明治13年(1880年)建築の「正文堂書店」(2013年6月22日のブログ参照)、「店舗」が天保3年(1832年)「土蔵」が明治元年(1868年)建築の「いかだ焼き本舗正上」(2011年12月28日のブログ参照)、「店舗」が明治25年(1892年)「土蔵」が明治23年(1890年)建築の「小堀屋本店」(2012年8月31日の
ブログ参照)、明治25年(1892年)建築の「中村屋乾物店」、「店舗」が明治33年(1900年)「土蔵」が寛政10年(1798年)に建築の「旧油惣商店」が指定されています。

 「樋橋(トヨハシ)」(2012年2月13日のブログ参照)は、「香取市」「佐原」に架かる「橋」で、「通称」「ジャージャー橋」とも呼ばれています。
 「樋橋」ですが、もともと江戸時代に「小野川」「上流」でせき止めた「農業用水」を「佐原」の「関戸方面」(現「佐原駅方面」)の「田」に送るために「小野川」に架けられた、大きな「樋(トヨ)」だったそうで、その「樋」を「人」が渡るようになり、昭和時代に「コンクリート橋」に、1992年(平成4年)に現在の「橋」になったそうで、「橋」を造る際に、かつての「ジャージャー橋」の「イメージ」を再現するため、「水」が落ちるように造られました。
 なお「樋橋」ですが、1996年(平成8年)に、「環境省」の「日本の音風景100選」に選定されています。

 「小野川」は、「香取市」を流れる「一級河川」で「利根川水系」「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)の「支流」です。
 「利根川」の「支流」である「小野川」は、江戸期より「水運の集散地」として「佐原のまち」を発展させました。
 2004年(平成16年)には、「佐原の市街地」の「洪水」を解消するため「香取市」「牧野地先」から「本宿耕地地先」「利根川」まで流す「小野川放水路」が完成しています。

 「佐原まちぐるみ博物館」(2011年12月26日のブログ参照)ですが、平成10年(1998年)頃、「佐原」の「一軒」の「商家」から始まった「博物館」で、「道具類」や「お雛様」の「展示」がなされ、「伊能忠敬記念館」の「伊能家のお雛様」(2012年1月29日のブログ参照)の「展示」が行われるようになりました。
 その後、「伊能忠敬記念館」の「呼びかけ」で、「数軒」の「店」で「お雛様」の「展示」を行うようになり、平成16年(2004年)には28軒の「佐原まちぐるみ博物館」が誕生し、平成20年(2008年)には「佐原まちぐるみ博物館」は42館になっているそうです。

 「佐原まちぐるみ博物館」は、「各家」に残る、古い「道具箱」や「暮らしぶり」、「伝統」の「味」や「技」、「コレクション」等、「自慢の宝」を、それぞれの「家」で公開し、訪れた「方」に楽しんでいただき、「佐原のまち」を「まるごと」「博物館」にしてしまおうという「活動」です。
 「佐原まちぐるみ博物館」では、「年間」を通した「常設展」のほかに、「お雛様の季節」に行われる「さわら雛めぐり」(2015年2月6日・2014年2月6日・2013年2月16日・2012年2月2日・2011年2月5日のブログ参照)、「五月の節句」に行われる「佐原五月人形めぐり」(2014年4月15日・2013年4月24日・2012年4月7日・2011年4月28日のブログ参照)、「お盆時期」に行われる「さわら・町並み・夕涼み」(2014年8月12日・2013年8月12日・2012年8月11日・2011年8月11日・2010年8月12日のブログ参照)、「お正月」に行われる「お正月飾り」の「企画展」「佐原・町並み・お正月」(2014年12月24日・2013年12月24日・2012年12月27日・201
1年12月26日・2010年12月26日のブログ参照)といった「企画展」も行っています。
 「佐原まちぐるみ博物館」は、「佐原の商家」の「おかみさん」たちによって、結成している「佐原おかみさん会」(2011年2月5日のブログ参照)により、運営されています。

 「佐原おかみさん会」ですが、「佐原」を「大切」に思っている「女性の集まり」で、「佐原」の「地元商店のおかみさん」が「中心」となって「活動」されている「団体」で、「メンバー」ですが、「佐原」以外の「他の地域」から「縁」があり、「佐原の商家」に嫁がれた「お嫁さん」や、「佐原生まれ」、「佐原育ち」の「女性」等で構成されており、「佐原のまち」の「良さ」を見直し、もっとたくさんの「人々」に「佐原のまち」を知ってもらおうと立ち上がりました。
 「佐原おかみさん会」ですが、今年で「11年目」を迎える「団体」で、ますます「佐原」のために、「元気」にがんばっている「まちづくり団体」です。

 「佐原おかみさん会」ですが、平成21年(2009年)3月には「佐原おかみさん会」が「企画・運営」されている「佐原まちぐるみ博物館」をはじめとする「活動」が評価され、「全国信用金庫協会」の「商店街ルネッサンス・コンテスト」で、「最優秀賞」を受賞されています。
 ちなみに「商店街ルネッサンス・コンテスト」では、「全国」から190あまりの「応募」の中から、「わかば部門」で「全国1位」であったそうで、「商店街ルネッサンス・コンテスト」は、「地元信用金庫」の「応募」(推薦)によるものであったそうです。
 なお「香取市」では、「商店街ルネッサンス・コンテスト」で「佐原おかみさん会」・「佐原まちぐるみ博物館」が、「最優秀賞」を受賞したことを記念し、平成21年(2009年)7月25日に「佐原文化会館」を「会場」とした「記念フォーラム」が、「佐原商工会議所」が「主催」で開催されたそうです。
 また「佐原おかみさん会」は、平成23年(2011年)にも「活動」が「評価」され、「千葉県功労者」としても表彰されています。

 「端午の節句」を控え、「香取市」「佐原」では、毎年「佐原五月人形めぐり」が行われています。
 「佐原五月人形めぐり」は、4月から5月にかけて行われており、「江戸の商家」の「面影」を残す「佐原の町並み」をめぐり、それぞれの「商家自慢」の「お宝」を見てもらう「佐原まちぐるみ博物館」の「企画展」のひとつで、「佐原おかみさん会」の「皆さん」が運営されています。
 「佐原五月人形めぐり」では、「佐原町並み交流館」(2012年1月27日のブログ参照)などの「周辺施設」でも「五月人形」が飾られ、「香取市」「佐原」の「まちなか」を「中心」に約40軒で「個性」豊かな「人形たち」と出会えます。
 現在「佐原まちぐるみ博物館」には、50館(「店舗」等)が参加し、そのうち半数以上で「佐原五月人形めぐり」期間中、「老舗」に伝わる「年代物」など「家々」で「大切」にしている「五月飾り」を公開しています。
 「佐原五月人形めぐり」期間中には、「店先」(表)に掲げられる「若草色」の「まねき布」を「目印」に、ゆっくりと「風情」のある「佐原のまち」を巡ることができます。

 「第10回佐原五月人形めぐり〜薫る新芽 そよぐ風 商家に伝わる五月人形〜」では、上記のように、「佐原まちぐるみ博物館」の半数以上の「店舗」で「開催期間中」に、「老舗」に伝わる「年代物」の「五月人形」など「家々」で、大切にしている「五月飾り」を公開しています。
 また「佐原町並み交流館」などの「周辺施設」でも、「五月人形」が飾られる「五月人形展」が行われ、「佐原」の「町なか」を「中心」に約35軒で、「個性」豊かな「人形たち」と出会えるそうです。

 「第10回佐原五月人形めぐり〜薫る新芽 そよぐ風 商家に伝わる五月人形〜」の「五月人形」の「展示店舗・会場」ですが、下記の通りとなっています。

 山本宅(交流館にて展示)

 山村商店

 忠敬茶屋

 素顔屋

 町並み交流館

 一蘭荘

 正上

 玉澤(忠敬茶屋にて展示)

 植田屋

 中村屋

 並仲商店

 中央観光案内所

 上州屋酒店

 茶房さかした

 福新

 加納屋服地店

 香取生花店

 徳島屋

 八木清

 佐伯洋品店

 ギャラリー卯兵衛

 虎屋

 紀の国屋

 ほていや

 亀村本店

 馬場商店

 東薫酒造

 山城屋茶舗

 佐原駅

 千葉中央博物館大利根分館でも展示(下記「備考」参照)

 なお「第10回佐原五月人形めぐり〜薫る新芽 そよぐ風 商家に伝わる五月人形〜」では、「津波」の「難」を逃れた、2つの「強運五月人形」も公開され、それぞれ「佐原町並み交流館」に「五月人形の段飾り」、、「佐原駅」に「子供武者」展示されているそうです。

 「小江戸」「情緒」あふれる「昔」ながらの「町並み」が「今」も残る「佐原の町並み」で開催される「恒例」の「催し」「第10回佐原五月人形めぐり〜薫る新芽 そよぐ風 商家に伝わる五月人形〜」。
 この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「第10回佐原五月人形めぐり〜薫る新芽 そよぐ風 商家に伝わる五月人形〜」詳細

 開催期間 4月4日(土)〜5月17日(日)

 開催会場 佐原の町並み 香取市佐原

 問合わせ 佐原おかみさん会 
      香取商工観光課 0478-50-1212

 備考
 「第10回佐原五月人形めぐり〜薫る新芽 そよぐ風 商家に伝わる五月人形〜」が行われている「香取市」「佐原」では、「同時開催」で、「大利根博物館大利根分館」(2011年6月24日のブログ参照)にて、「鍾馗(ショウキ)様」や「弁慶」や、「牛若丸」、「八幡太郎源義家」など、昭和50年代「五月人形」7点、「佐原町並み交流館」にて、「地域の五月人形展」を開催するそうです。



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| 地域情報::香取 | 10:21 AM |
「山倉の白川流十二座神楽(やまくらのしらかわりゅうじゅうにざかぐら)」(香取市)
 本日ご案内するのは、となりまち「香取市」「山倉大神」で4月5日(日)に開催されます「山倉の白川流十二座神楽(やまくらのしらかわりゅうじゅうにざかぐら)」です。

 「山倉大神」(2010年12月3日のブログ参照)は、「香取市」「山倉」(「下総国」「香取郡」)で、「社格」は「村社」です。
 「山倉大神」の「御祭神」ですが、「高皇産霊大神(たかみむすびのおおかみ)」、「建速須佐男大神(たてはやすさのおおおかみ)」、「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」を祀っています。

 「山倉大神」の「由緒」ですが、弘仁2年(811年)の「創建」で、「大六天王社」の「総社」として、古くから、「人々」の「信仰」を集めており、「山倉大神」の「現」「本殿」は、安永7年(1778年)に建立されたものだそうです。
 「山倉大神」は、江戸期までは「真言宗」「山倉山観福寺」「別当」でありましたが、明治の「神仏分離令」により、「大六天王」を「観福寺」に遷座、明治3年(1871年)「山倉大神」と改め、上記のように「高皇産霊大神」、「建速須佐男大神」、「大国主大神」を「御祭神」としたそうです。
 「山倉大神」の「本殿」ですが、「間口」、「奥行き」共に、4.5mの「木造」・「銅板葺き」・「権現造り」で、「山倉大神」「本殿」は、「香取市」の「市指定文化財」に指定されています。

 「山倉の白川流十二座神楽」ですが、「香取市」「山倉」の「山倉大神」に伝わる「神楽」で、「山倉大神」で奉納される「伝統芸能」・「奉納神楽」です。
 「山倉大神」の「神楽」の「はじまり」は、定かではありませんが、明治の中期から「村」をあげて、「天下泰平」、「万民法楽」、「五穀豊穣」を願って、「白川流十二座神楽」を奉納し、現在に至っています。

 「山倉の白川流十二座神楽」ですが、現在、昭和42年(1967年)に結成されました「山倉芸能保存会」の「皆さん」により、受け継がれています。
 「山倉の白川流十二座神楽」は、長い間、4月3日に奉納されていましたが、「今」は、「4月第1日曜日」に奉納されています。

 「山倉の白川流十二座神楽」の「演目」ですが、下記の通りとなっています。

 1 猿田彦

 2 稚児(幣束)舞

 3 天鈿女之命

 4 手力男之命

 5 八幡

 6 三宝荒神

 7 稚児(扇)舞

 8 恵比寿・火男

 9 田神(稲荷)

10 保食之命

11 種播

12 〆切(須佐男之尊)

 (もとは「乙女」と「榊葉」の「演目」を加えた「十二座」で構成)

 「神楽」「白川流」については、「第65代花山天皇」の「王子」・「清仁親王」の「王子」「延信王」が、「神祇伯」(「大宝令」に制定された「神祇」の「祭祀」を司り、「諸国」の「官社」を総管した「神祇官」の「長官」)に任じられ、「明治維新」まで、その「後胤」が、世襲してきた「白川家」に伝わる「神道」の「流れ」と考えられています。
 大正10年(1921年)3月30日発行の「香取郡誌」によりますと、大正2年(1913年)に「白川家」の「末裔」「白川子爵」が「参詣」し、枯れた「龍燈松」の「側」に「小株」を「手植え」したと書かれています。

 「由緒」ある「山倉」の「古社」「山倉大神」に伝わる「奉納神楽」「山倉の白川流十二座神楽」。
 この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「山倉の白川流十二座神楽」詳細

 開催日時 4月5日(日) 13時〜17時頃

 開催会場 山倉大神 香取市山倉2347-1

 問合わせ 香取市生涯学習課 0478-50-1224

 備考
 「山倉の白川流十二座神楽」の現在、演じられている「舞」の「原型」を確立され、「指導」されたのは、「菅谷新之助」氏なのだそうです。
 「山倉の白川流十二座神楽」ですが、「香取市」の「市指定無形民俗文化財」にも指定されています。

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| 地域情報::香取 | 09:21 AM |
「風土村」「おかげさまで12周年!!大創業祭」(香取市)
 本日ご紹介するのは、となりまち「香取市」「風土村」で4月4日(土)・5日(日)に開催されます「おかげさまで12周年!!大創業祭」です。

 「風土村」(2012年2月26日のブログ参照)は、「香取市」「鳩山」にある「和郷園」「関連施設」で、「地産地消」を掲げる「地域コミュニティーショップ」です。
 「風土村」では、下記の「事業」を「地域」に根付いて「生産者」とともに行っています。

 風土村では6名の出資からなる有限会社で、全出資者とも香取市山田地区で事業を展開しています。
 風土村では、地域の活力のある生産者を応援します。
 風土村では、地域情報の発信、お客様とのコミュニケーションができる公開された場として展開します。
 近隣農家中心に150件の方々とご協力をいただいております。

 「風土村」の「名前」の「由来」ですが、「千葉県内」では「標高」の高い「北総台地」(下総台地)(2012年7月10日のブログ参照)に位置する「香取市」「山田地区」は、「海洋性気候」と「内陸性気候」の「影響」で「風」が強く、そのたびに「関東ローム層」の「土埃」が上がる「土地」です。
 この「土地」の「性質」をそのまま「風」と「土」で表現したのですが、「風土」という「中国語源」の「語」は、「季節」の「循環」に対応する「土地」の「生命力」を意味したとあります。
 その「土地」の「気候」・「気象」・「地形」・「地質」・「景観」などの「自然現象」と「人間」の「存在」や「歴史的」・「文化的」な「背景」の「総称」という「概念」で使われる「用語」です。
 又、明治時代に、「身土不二とは「人と土は一体である」「人の命と健康は食べ物で支えられ、食べ物は土が育てる。故に、人の命と健康はその土と共にある。」と言う捉え方」から、四里四方(16km四方)でとれる「旬」のものを正しく食べようという「運動」があったそうです。
 「人間」の「身体」は住んでいる「風土」や「環境」と「密接」に関係していて、その「土地」の「自然」に適応した「旬」の「作物」を育て、食べる事で「健康」に生きられるという「考え方」は、「現代」の「地産地消」や「スローフード」、「マクロビオティック」などにも通じます。
 「地形」の「特徴」とその「土地」の「歴史」・「文化」の「関わり合い」を表す「風土」の「語源」と、「食物」と「生命」を関連付けた「身土不二」の「考え方」(食物=Food)を「経営」の「コンセプト」として名付けられたそうで、「風土」を「商品」とする「直売所」となっています。

 「風土村」の「構成」(概要)ですが、「農産物直売所」、「レストラン風土村」、「サンライズファーム」、「風土村のお花屋さん」となっています。

 「風土村」な「会社概要」ですが、下記の通りとなっています。

 有限会社 風土村

 設立   2002年(平成14年)8月 会社設立
      2003年(平成15年)3月 風土村オープン

 資本金  2450万円

 代表取締役社長 菅谷 幸一 氏

 「風土村」の中でも「人気」を博している「施設」が、「地元」の「生産者」が「丹精」込めて育てた「農産物」が「ラインナップ」された「農産物直売所」です。
 「風土村」のある「香取市」「近隣」は「米どころ」として知られており、「多古米(たこまい)」(2010年9月12日・2012年9月16日のブログ参照)をはじめ、「香取市」「府馬産」の「コシヒカリ」、「穂のめぐみ」など、「厳選」された「お米」が「風土村」に並んでいます。
 その他「農産物直売所」には「地元」の「生産者」に協力してもらい、毎日「採れたて野菜」が出荷されています。
 また「風土村」「農産物直売所」には、「農産物」だけではなく、「お総菜」や「焼きたてパン」、「ハム」、「ソーセージ」、「精肉」、「魚介類」、「お菓子」まで並び、「豊富」な「品揃え」であることでも知られています。
 ちなみに「風土村」「農産物直売所」の「人気商品」ですが、「和郷園」の「OTENTOバナナ」、「OTENTOマンゴー」、「酒ケーキ」、「冷凍野菜」となっています。

 「レストラン風土村」ですが、「和郷園」をはじめとする「地元」の「生産者」が「一生懸命」作った「新鮮な食材」を使った「料理」を提供している「レストラン」です。
 「レストラン風土村」の「こだわり」ですが、下記の「3点」となっています。

 その1 レストラン風土村ではいろいろな食材を紹介したいから、お好きなものをお好きな分だけ召し上がっていただくバイキングレストランスタイルです。

 その2 レストラン風土村では地元の生産者達が毎朝運んでくれる新鮮で栽培にこだわった野菜を使用しています。
 だから安心して食べられるのです。

 その3 レストラン風土村ではお客様の健康に配慮したメニュー作りをしています。
 だから毎日おなかいっぱい食べてもとってもヘルシーです。

 「レストラン風土村」では、「シェフ」「自慢」の「料理」が1500円で「食べ放題」(バイキング)の「ビッフェスタイル」で供され、「ドリンクバー」(ソフトドリンク飲み放題)(ソフトドリンクとソフトクリーム込料金)もついており、「土・日・祭日」と「平日」を共に「同一料金」となっています。
 (平成26年4月1日より変更)
 「レストラン風土村」「営業時間」ですが、11時00分から16時00分まで(14時30分受付終了)「90分制」となっており、「料金」ですが、下記の通りとなっています。

 大人  1500円

 小学生 1000円

 幼児 700円
 (3歳以上学齢前)

 3歳未満 無料

 シルバー  200円割引
 (満65歳以上)

 ドリンクバーのみ 500円
 (利用可能時間13時30分以降又はバイキング利用のご同伴者のみ)

 (アルコール類は別途料金で用意)

 「レストラン風土村」では、上記のように「シルバー料金」(満65歳以上)の「設定」があり、1500円の「200円割引」で利用できるそうです。

 「サンライズファーム」では、「四季折々」の「食材」を使い、「バラエティー」溢れる「お総菜」を「真心」込めて「手作り」で提供しており、「人気」の「ハム・ソーセージ」や「にら饅頭」など、「食材」にこだわり、「安心・安全」な「商品」を提供しています。

 「風土村のお花屋さん」では、「地元生産者」の「花」を「メイン」に使った「切り花」や「鉢物」、「小物」などを販売しています。
 「風土村のお花屋さん」は、「シーズン」に合わせた「植物」・「雑貨」の「癒し系グッズ」や珍しいものなど「時々」入荷するそうです。

 「和郷園」ですが、「創業」以来、「農業生産者」の「自律」を「合い言葉」に「活動」を続けている「農業組合法人」で、「時代」の「ニーズ」を取り入れ、「生産者」の「技術向上」はもちろん、「GAP」の「取り組み」、「加工事業」、「販売事業」、「リサイクル事業」、「海外」における「展開」と、「農業」を「軸」に「活動」の「幅」を広げている「組合法人」です。
 「和郷園」は、「活動理念」として「生産者の自律」、「健康・環境・調和」を掲げ、「自然循環型農業」を行っています。
 「風土村のお花屋さん」でも、「和郷園」が運営する「花屋」「ナチュール」からの「商品」もあるそうです。

 「風土村」ですが、2015年(平成27年)3月、「創業12周年」を迎えることができました。
 「創業12周年」を記念し、「風土村」では、4月4日(土)・5日(日)に「おかげさまで12周年!!大創業祭」を行うそうです。
 「風土村」では、例年3月の「春休み」に「創業祭」を開催していたそうですが、昨年(2014年)から「創業祭」を4月に開催しています。
 「おかげさまで12周年!!大創業祭」は、「イベント」盛り沢山で行われ、「イベント内容」ですが、「ガラポン大抽選会」、「青空健康コーナー」、「風土村のおもてなし」、「地元のイイもの特設コーナー」となっています。

 「ガラポン大抽選会」ですが、「イベント当日」「風土村」で、2000円「お買い上げ」ごとに「チャンス」がある「ガラポン大抽選会」で、10時00分から16時00分(4月5日は15時00分まで)まで行われるそうです。
 「ガラポン大抽選会」では、「日頃」の「感謝」をこめて、「愛情」たっぷりな「野菜」や「お米」など、たくさん用意しているそうで、「ガラポン大抽選会」の「賞品」ですが、下記の通りとなっています。

 香取市産コシヒカリ

 サンライズファームハム詰合せ
 香取市産純米酒「夢遥」

 しあわせ牛

 カップアイス引換券

 やまだふるさと商品券

 「バイキングレストラン風土村」お食事券

 「かりんの湯」ご招待券

 「青空健康コーナー」ですが、「自然の中でリフレッシュ」と題し開催され、4月4日(土)に「青空工房」「日曜ざいく」による「催し物」、4月5日(日)に「フラダンスショー」、4月4日(土)・5日(日)の「両日」に「健康体験教室」が行われます。

 「風土村のおもてなし」ですが、楽しくて美味しい「イベント」が行われ、4月4日(土)・5日(日)の「両日」開催となっており、「タケノコご飯」、「黒焼きそば」、「野菜のつめ放題」となっています。

 「特設コーナー」ですが、「地元」の「いいもの」が、いっぱいの「コーナー」となっています。
 (詳しくは「風土村」「HP」を参照ください。)

 「人気」の「産地直売所」・「バイキングレストラン」がある「人気スポット」「風土村」で開催される「記念イベント」「おかげさまで12周年!!大創業祭」。
 この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「おかげさまで12周年!!大創業祭」詳細

 開催日時 4月4日(土)・5日(日)

 開催会場 風土村 香取市鳩山344-4

 営業時間 9時〜19時(直売所)
      11時〜16時(レストラン)(ラストオーダー・〜14時半)

 問合わせ 風土村 0478-78-5733

 備考
 「おかげさまで12周年!!大創業祭」では、「サンライズファーム 」、「アイス工房ドルチェ」などでも「お得」な「販売」が行われるそうです。

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| 地域情報::香取 | 01:52 PM |
「舟戸の神楽」(東庄町)
 本日ご案内するのは、となりまち「東庄町」「左右大神」で4月4日(土)に開催されます「舟戸の神楽」です。

 「左右大神」ですが、白鳳年間に創建されたとされる「香取郡」「東庄町」に鎮座する「古社」(神社)です。
 「左右大神」ですが、「急坂」と「石段」を登った、小高い「山頂」に鎮座している「神社」で、「左右大神」の「御祭神」ですが、「伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)」と「伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)」の「男女」「二柱」を祀っています。
 「左右大神」は、「男女」「二柱」を祀っていることが、「左右大神」の「社名」の「由来」となっているそうです。
 「左右大神」では、毎年「4月第1土曜日」の「例祭」で、旧「神代」・「万才」「地区」の「新入学児童」を祝う「入学祭」が行われており、「神楽」が奉納されています。
 「左右大神」「例祭」で、奉納される「神楽」ですが、「舟戸の神楽」と呼ばれています。

 「舟戸の神楽」ですが、上記のように「左右大神」の「神楽殿」で奉納されている「神楽」で、「天下泰平」・「五穀豊穣」を祈願し、「東庄町」「舟戸区」の「若者」により行われています。
 「舟戸の神楽」の「演目」ですが、「猿田彦命」、「三宝荒神」、「天児屋根命」、「天太玉命」、「乙女命」、「手力雄命」、「宇受女命」、「蛭子・ひょっとこ」、「稲荷」、「狐」、「受持命」、「素盞鳴尊」の「十二座」が伝わり、「笹川の神楽」(2012年4月5日のブログ参照)の「演目」との「共通点」が多く見られて、興味深い「神楽」となっているそうです。
 「舟戸の神楽」「当日」15時過ぎからは、55軒の「氏子」や「近隣」から奉納された、たくさんの「餅」や「お菓子」が投げられ、振る舞われるそうです。
 ちなみに「舟戸の神楽」ですが、「舟戸神楽保存会」の「皆さん」が、「伝統」を守っているそうです。

 「山の奥」の「木々」の中に鎮座する「神社」「左右大神」で開催される「天下泰平」・「五穀豊穣」を祈願し奉納される「十二座神楽」「舟戸の神楽」。
 この機会に「東庄町」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「舟戸の神楽」詳細

 開催日時 4月4日(土) 13時〜17時

 開催会場 左右大神 香取郡東庄町舟戸区

 問合わせ 東庄町観光協会 0478-86-6075

 備考
 「舟戸の神楽」ですが、1980年(昭和56年)4月23日に、「香取郡」「東庄町」の「町指定無形民俗文化財」に指定されています。

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| 地域情報::香取 | 10:54 AM |
「御田植祭(おたうえさい)」(香取市)
 本日ご案内するのは、となりまち「香取市」「香取神宮」で4月4日(土)・5日(日)に開催されます「御田植祭(おたうえさい)」です。

 「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)は、「香取市」「香取」に鎮座する「日本屈指」の「神宮」で、「式内社」(名神大社)、「下総国一宮」、「旧社格」は「官幣大社」で、現在は「神社本庁」の「別表神社」です。
 「香取神宮」は、「関東地方」を中心として「全国」に約400社ある「香取神社」の「総本社」であり、「鹿嶋市」の「鹿島神宮」(2010年11月8日・9日・10日のブログ参照)、「神栖市」の「息栖神社(いきすじんじゃ)」(2010年11月7日のブログ参照)とともに「東国三社」(2010年10月23日のブログ参照)の「一社」であり、「宮中」の「四方拝」で遥拝される「一社」です。

 「香取神宮」の「創建」ですが、「神武天皇」の「御代18年」と伝えられ、「香取神宮」の「御祭神」は「日本書紀」の「国譲り神話」に登場し、「鹿島神宮」の「御祭神」「武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)」とともに活躍した「神様」「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」です。
 上記のように「香取神宮」は、「下総国一宮」で、明治以前に「神宮」の「称号」を与えられていたのは、「伊勢神宮」、「香取神宮」、「鹿島神宮」のみという「わが国」「屈指」の「名社」です。

 「香取神宮」の約37000坪ある「境内」には、「本殿」、「幣殿」、「拝殿」、「祈祷殿」、「楼門」、「宝物館」、「神徳館」、「弓道場」、「社務所」などがあります。
 中でも「香取神宮」「本殿」・「中殿」・「拝殿」が連なる「権現造」の「社殿」は、「鹿皮」のような「色」をした「桧皮葺」の「屋根」に「黒塗り」の「姿」が実に美しい「建造物」となっています。
 「香取神宮」「境内」には、「摂社」、「末社」が多く祀られており、「摂社鹿島新宮」、「摂社奥宮」、「摂社匝瑳神社」、「末社六所神社」、「末社桜大刀自神社」、「末社裂々神社」、「末社市神社」、「天降神社」、「末社馬場殿神社」、「末社日神社」、「末社月神社」、「末社押手神社」、「末社璽神社」、「末社大山祇神社」、「末社諏訪神社」などを祀っており、「香取神宮」「参道」「左手」に「香取護国神社」(2013年9月25日のブログ参照)が祀ってあります。

 「香取神宮」は、「香取の森」と呼ばれる12万3千平方mに及ぶ「広大」な「山林」の中にあり、「香取の森」は「荘厳」で「霊気」に満ちた「神秘さ」を深めた「空間」が広がっており、正に「神域」であることを感じることができる「パワースポット」となっています。
 「香取神宮」の「社叢林」は3.5ha(ヘクタール)、古くから「神宮の森」として古くから「信仰の場」として「大切」に保護されてきたため、「目通り幹囲鉾(幹周)」3mを越える「スギ」をはじめ、「イヌマキ」・「モミ」などの「巨木」が林立しており、「落葉」に埋もれた「古道」や「古井戸」は往時の「景観」を偲ばせ、「香取の森」は昭和49年(1974年)に「千葉県」の「県指定天然記念物」に指定されています。
 「香取の森」、「香取神宮」の「位置」する「山」(森)は、その「形状」(森の全景)が「亀」に似ていることから、「亀甲山(きっこうさん)・(かめがせやま)」とも呼ばれて(称されて)います。

 この「地域」は、「北総台地」(下総台地)(2012年7月10日のブログ参照)の「北縁」に当たり、「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)によって「徐々」に浸食された「地域」であり、「台地」「上面」は「標高」約40mであり、「浸食」が進み「谷津田」が入り組み、「島状」となった「台地」も多く、「香取神宮」を含んだ「台地」もそのひとつなのだそうです。
 「香取の森」は、「スダジイ」を「優占種」とする「自然林」と「スギ」の「人工林」とから構成されており、「香取神宮」「本殿」の「周辺」には「巨木」が多く、特に「御神木」とされる「スギ」はこの「地域最大」のもので、上記のように「目通り幹囲鉾(幹周)」は約7.4m、「高さ」35mで、「樹齢」は「千年」といわれています。

 「香取の森」の「高木層」は「スギ」で占めていますが、「亜高木層」には「スダジイ」・「シラカシ」・「シロタモ」などの「常緑広葉樹」が多くみられ、「草木層」には「アスカイノデ」・「フモトシダ」・「イワガネソウ」・「ベニシダ」などの「シダ類」をはじめとして「リュウノヒゲ」・「ヤブラン」・「フウラン」などの「草木類」が数多く「自生」しています。
 「香取の森」付近には、「スギ」・「スダジイ」・「アカガシ」・「イチョウ」・「ケヤキ」・「イヌマキ」・「ナギ」などの「巨木」・「古木」があり、いずれも「樹齢」数百年といえるもので、「林床」には、「県内」では「北限」といわれる「アリドオシ」があるそうです。
 また「香取の森」には、「スギ」の「老齢木」としては「県下」でも「有数」な「スポット」であり、「学術的」にも「貴重」なものなのだそうです。

 「御田植祭」は、「寺社」や「皇室」の「領田」で行われる「行事」であり、「稲作」の「成功」をあらかじめ祝う「予祝」の「神事」及び「芸能」です。
 「新春」の「予祝行事」として行われるものと、「田植え」の「時期」に行われる場合とがありますが、どちらも「農作業」の「行程」を「模擬的」に演じ、「豊作」を祈念するものです。
 「日本人」と「稲作」との、長く深い「係わり」を示すものとして、「日本全国」に、この「種」の「行事」が伝承され、それを行うための「組織」も「地域」によって異なりますが、「収穫」までの「全生産過程」を演じる「例」は少なく、「田植」で終わる、いわゆる「御田植祭」が多いといわれています。

 苦しい「田植え」の「作業」を楽しくしようとする「方法」として、「田植歌」を歌いながら、「田植え」をするという「風習」があり、「田の神」を祀って「豊穣」を願う「農耕儀礼」と結びつき、「祭礼」となったのが「起源」とされますが、「歴史的」には「権門」による「勧農」があり、その「模倣」や「展開」の「結果」として、多くの「地域」で行われるようになったともいわれています。
 このようなことから、「地域」を代表する古くからの「寺社」の「年中行事」として伝えられている場合が多く、いずれも「農作業」の「行程」を「模擬的」に演ずることが「中心」ではありますが、それぞれの「地域」ごとに「様々」な「芸能」の「要素」が伝えられ、「特徴」ある「行事」が伝承されています。

 「香取神宮」「御田植祭」(以下「御田植祭」と表記)ですが、その「年」の「五穀豊穣」を祈る「香取神宮」の「祭事」で、「通称」「かとりまち」ともいわれる「祭事」で、「大阪」の「住吉大社」の「御田植神事(おたうえしんじ)」、「三重」(志摩)の「伊雑宮(いざわのみや)」の「磯部の御神田(いそべのおみた)」とならび、「日本三大御田植祭」のひとつに数えられています。
 ちなみに「伊雑宮」ですが、「伊勢神宮」の「別宮」で、「磯部の御神田」ですが、毎年6月に行われる「神事」で、「磯部の御神田」と「住吉大社」の「御田植神事」は、「国指定重要無形文化財」に指定されています。
 「御田植祭」ですが、「史料」によると、明徳2年(1391年)には、既に行われていたと記載されており、それ以前から行われていたといわれています。
 「御田植祭」は、「4月」の「第1土曜日」、「第1日曜日」に行われ、「1日目」(初日)の「耕田式」と、「2日目」の「田植式」からなる「祭事」(神事)が行われています。
 「御田植祭」「1日目」(初日)は、「香取神宮」「拝殿」前で「耕田式」が行われるそうです。
 「耕田式」ですが、「苗長」を「先頭」に、「牛方」が「五色絹」に彩られた「牛」の「耕機」をつけて牽き、その後ろから「緋」)の「袴」をつけ、「鎌(かま)」を「手」にした「少女」、「直垂(ひたたれ)」を着け、「鋤(すき)」を「手」にした「男」、同じく「鍬(くわ)」を持った「男」、そして「白衣緋袴」に「模様」の入った「襷(たすき)」をかけ、「背」に「花笠」を背負った「田舞」の「少女」8人、「華傘」をさしかけられ「肩車」された「早乙女役」の「稚児」8人が、「庭上」に入るそうです。
 「鎌入れ」の「所作」、「鋤入れ」・「鍬入れ」の「所作」に続き、「牛」により「代掻き」が行われ、「少女」8人が「苗長」から受け取った「早苗」を「手」に「田舞」をし、「年配者」の「早乙女手代」による「田植え」の「所作」をもって「耕田式」は終わるそうです。
 「御田植祭」「2日目」では、「1日目」(初日)と同様、「香取神宮」「拝殿」前にて「露払」・「鎌取」・「老姥」や「華傘」の「稚児」が「庭上」へ進み、「少女」の「田舞」の後、「田植え歌」によって「早乙女手代」が「田植え」の「所作」を行うそうです。
 「香取神宮」「拝殿」前の「神事」が終わると「参道」から「斎田」(御神田)へと向かい、「献餞」、「祝詞(のりと)奏上」などの「神事」が執り行われた後、「早乙女手代」が「田植え歌」を唄いながら、「斎田」(御神田)の「田植え」をするそうです。
 ちなみに「御田植祭」ですが、「午年」の「式年祭」の「年」だけは、「日曜日」の「1日」のみ「斎行」となっており、昨年(2014年)は「1日」のみ「斎行」されました。

 今年(2015年)の「五穀豊穣」を祈念する「御田植祭」ですが、例年通り、「初日」4月4日(土)は、「香取神宮」「本殿」前にて「耕田式」を、「二日目」は「香取神宮」「本殿」前での「儀式」の後、「斎田」(御神田)に向かい、「田植式」を斎行するそうです。
 「御田植祭」が終了しますと、「香取地方」では「本格的」な「田植え」が始まるそうです。

 「日本屈指」の「名社」「香取神宮」で斎行される「日本三大御田植祭」のひとつに数えられる「祭事」「御田植祭」。
 この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「御田植祭」詳細

 開催日時 4月4日(土)
      4月5日(日)

 開催会場 香取神宮 香取市香取1697

 問合わせ 香取神宮 0478-57-3211

 備考
 「御田植祭」が斎行される「香取神宮」では、斎行時が「桜」の「開花時期」であることから、斎行時に「香取神宮」「境内」に「桜」が咲き誇り、「祭事」に一層の「彩り」を添えているそうです。

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| 地域情報::香取 | 10:18 AM |
「笹川の神楽」(東庄町)
 本日ご案内するのは、となりまち「東庄町」「諏訪神社」で4月3日(金)〜5日(日)の期間開催されます「笹川の神楽」です。

 「諏訪神社」(諏訪大神社)は、「香取郡」「東庄町」「笹川」に鎮座する「神社」で、「諏訪さま」、「諏訪大神」と呼ばれ、親しまれています。
 「諏訪神社」(諏訪大神)の「御祭神」ですが、「建御名方命(たけみなかたのみこと)」・「事代主命(ことしろぬしのみこと)」・「大国主命(おおくにぬしのみこと)」をお祀りしています。
 「諏訪神社」(諏訪大神)は、「農耕」・「漁業」・「武道」・「商業」の「神」として広く信仰されています。
 「諏訪神社」(諏訪大神)の「創祀」ですが、大同2年(807年)に「坂上田村麻呂」「将軍」が、「東征」の折に「武運長久」・「海上安全」を祈願し、勧請したと伝えられています。
 「諏訪神社」(諏訪大神)の「境内」には、「スダジイ」が生い茂っていて、「諏訪神社」(諏訪大神)「境内」の「スダジイ」ですが、「千葉県の巨樹・古木200選」に選定されています。

 「諏訪神社」(諏訪大神)には、「相撲の神様」「野見宿禰命(のみすくねのみこと)」の「石碑」があることで知られています。
 「野見宿禰命」は、「土師氏」の「祖」として「日本書紀」などに登場する「人物」です。
 「野見宿禰命」ですが、「天穂日命(あめのほひのみこと)」の14世の「子孫」であると伝えられる「出雲国」の「勇士」で、「垂仁天皇」の「命」により「当麻蹴速(たいまのけはや)」と「角力」(相撲)をとるために、「出雲国」より召喚され、「蹴速」とお互いに蹴り合った末に、その「腰」を踏み折って勝ち、「蹴速」が持っていた「大和国」「当麻の地」(現・「奈良県」「葛城市」「當麻」)を与えられるとともに、以後「垂仁天皇」に仕えたといわれています。

 「諏訪神社」(諏訪大神)では、4月と7月に2回「例大祭」が行われており、4月の「諏訪神社例大祭」には、「笹川の神楽」が奉納され、7月の「諏訪神社例大祭」では、「奉納相撲」と、「山車」の「曳き廻し」が「盛大」に行われています。
 今回ご案内している「笹川の神楽」ですが、「諏訪神社」(諏訪大神)の「春季例祭」に奉納されている「奉納神楽」で、「諏訪神社」(諏訪大神)「境内」にある「神楽殿」で、「笹川の神楽」が行われます。

 「笹川の神楽」の「由緒」ですが、建久2年(1191年)「千葉成胤」が「源頼朝」の「武運長久」を祈り、「千座神楽」を奏したのが、「はじまり」といわれています。
 現在、「笹川の神楽」は、7つの「区」が「回り番」で担当し、「練習」を重ねた「若者」によって、毎年「4月第1土曜日」に開催されています。

 「笹川の神楽」は、8年以上続く「源氏」ゆかりの「神楽」で、「古今和歌集(こきんわかしゅう)」の「語句」を解説する「古今伝授(こきんでんじゅ)」で「有名」な「東常縁(とうつねより)」は、「千葉氏」の「直系」にあたり、その「東常縁」によって、「総社」「信州諏訪大神」の「神楽」と融合させた「形」で、文明7年(1475年)に「今」の「十六座神楽」が誕生したそうです。
 「笹川の神楽」は、上記のように「十六座神楽」で、「土師流」から出たもので、「お能」と呼ばれる「謡」が「特徴」となっています。

 「笹川の神楽」の「演目」ですが、下記の通りとなっています。

 天狗の面 (猿田彦大神)

 小屋根の面

 太玉の命の面

 乙女の面 (おかめ)

 手力の面

 八幡太郎の面

 榊原の面

 宇受女命(うずめのみこと)の面

 恵比寿の面

 等と、なっており、「神楽演目」の「間」に「巫女舞」が加わります。
 「笹川の神楽」ですが、毎年「4月第1土曜日」を「本神楽」、前日を「宵神楽」といい、「本神楽」の「翌日」に「神能」といって、7つの「区」によって、「回り番」で開催されています。
 「笹川の神楽」では、その年、「当番」となった「地区」の「青年達」が「先輩」の「教え」を受けて、「舞台」に立つそうです。
 ちなみに、今年(2015年)の「笹川の神楽」の「当番区」は、「大木戸」となっているそうです。

 今年の「笹川の神楽」ですが、「笹川の神楽」「宵神楽」は、4月3日(金)12時00分から21時45分まで行われる「神楽」となっており、「笹川の神楽」「本神楽」は、4月4日(土)12時00分から22時00分まで行われる「神楽」となっており、4月5日(日)は「神納」となっています。
 なお、4月5日(日)「神納」ですが、「能面」を取って舞う「神楽」だそうで、「当番区」の「大木戸区」か行います。

 「笹川の神楽」「当日」「朝」は、まず「神職」の「家」から「神社」まで「時間」をかけて「お練り(行列)」を行い、この「時間」が長い程、その「年」は「豊作」であるといわれているそうです。
 「お練り(行列)」では、「鉄砲打ち」や「拍子木」が賑やかに「音」を添え、「行列」が、「諏訪神社」(諏訪大神)につくと、「境内」「神楽殿」で「天狗の舞」から始まるそうです。
 これも「時間」が長い程、「豊作」といわれています。

 上記のように「笹川の神楽」の「演目」ですが、「天狗の舞」(猿田彦命)、「三宝荒神」、「天児屋根命」、「天太玉命」、「乙女命」、「手力男命」、「八幡太郎」、「榊原の神」、「宇受女命」、「恵比寿神」、「お供」、「稲荷大神」、「狐」、「種子まき」、「受持神」、「素盞鳴命」の「16座」で、「神楽」「演目」の「間」に「女子」の舞う「神子の舞」が加わるそうです。
 「神子」ですが、4人で、「土」を踏まず「肩車」で往来し、また、「舞」の「演目」によっては「謡」が加わり、それぞれの「神」の「由来」や「神威」が語られるそうです。

 「由緒」ある「笹川」の「古社」「諏訪神社」(諏訪大神)で開催される800年以上続く「源氏」ゆかりの「十六座神楽」「笹川の神楽」。
 この機会に「東庄町」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「笹川の神楽」詳細

 開催期間 4月3日(金)〜5日(日)

 開催時間 12時〜22時

 開催会場 諏訪神社 香取郡東庄町笹川い580

 問合わせ 東庄町観光協会 0478-86-6075

 備考
 「笹川の神楽」ですが、「東庄町」「近郷」でも「有名」な「伝統芸能」で、「笹川の神楽」は、昭和40年(1965年)4月27日に「千葉県」の「県指定無形民俗文化財」に指定されています。

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