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「熊野神社神楽」(旭市)
 本日ご案内するのは、となりまち「旭市」「熊野神社」で3月21日(祝・金)に開催されます「熊野神社神楽」です。

 「熊野神社」は、「旭市」「清和乙」(「下総国」「香取郡」)にある「神社」で「旧社格」は「郷社」です。
 「熊野神社」の「御祭神」ですが、「速玉之男命(はやたまのおのみこと)」・「伊邪那美命(いざなみのみこと)」・「事解之男命(ことさかのおのみこと)」を祀っています。

 「熊野神社」の「歴史」ですが、「海上町」(現・「旭市」)の「熊野大神三川浦御幸図」によりますと、大同元年(806年)「紀州」に坐す「熊野大神」の「御神託」により「海上郡三川浦」に「神霊」を勧請したのが、「熊野神社」の「創祀」とされ、天暦9年(955年)にも「御神託」があり「松沢荘」に遷座したといわれています。
 「熊野神社」は古来より「松沢荘」の「総鎮守」として「豊年大漁開運安産」の「大神」として「霊験」著しく「氏子」はもとより、「朝廷」、「武門」の「崇敬」篤く、「千葉常胤」は「神殿」の「造営」を「源頼朝」に請い、「頼朝」は建久元年(1190年)「松沢荘」内の「6ヶ村」の「地」を寄進して「神領」とし、「正一位熊野大権現」の「神階」を授けられました。
 なお、「東京国立博物館」「所蔵」の福徳2年(1491年)の「鰐口銘」に「松沢大権現」とみえます。
 その後「熊野神社」は天正19年(1591年)には「徳川家康」より「朱印地」5石を寄進され、「東総」「屈指」の「社」であったそうです。
 「熊野神社」は、明治6年(1873年)「郷社」に列し、昭和53年(1978年)「千葉県神社庁」より「模範神社」に指定されています。

 「熊野神社」は、「通称」「権現様」と呼ばれ「地域」の「人々」に親しまれています。
 「熊野神社」は、広い「敷地」(1777坪)をもつ「神社」で、「熊野神社」「境内」には、「本殿」(銅板葺流造)、「幣殿」(銅板葺流造)、「拝殿」(銅板葺千鳥破風造)、「社務所」(瓦葺寄棟造)、「神輿庫」(銅板葺)、「神饌所・神楽殿」が立ち並びます。
 「熊野神社」は、上記のように大同元年(806年)に「東国開発」の「守護神」として「紀の国」(和歌山県)に鎮座される「熊野」の「大神」の「御分霊」が「三川浦熊野堆」(現・「旭市」「三川」)に祀られ、その後150年後、「三川村」の「長」「我留前」氏(小林家の先祖)へ「神のお告げ」があり、現在の「旭市」「清和乙」に勧請されたそうです。

 「熊野神社」の「行事」ですが、「正月」の「お目覚祭り」、「鎮火祭」、「神楽」を始め数ある「神事」の中、「熊野神社」がこの「地」に遷座した天暦9年が「卯年」であり、「卯年」を記念して催行される12年目毎の「三川浦」への「大神幸」は「有名」です。
 また、「熊野神社神楽」については、「太々神楽」の「形式」を良く残し、かつ「地方色」豊かなものと知られており、従来は毎年3月21日、22日の「2日間」にわたり、「熊野神社」の「大御饌祭」、「太々講社祭」とともに行われていましたが、現在は「春分の日」(3月20日から3月21日ごろのいずれか1日)に行われています。

 「熊野神社神楽」は、「熊野神社」の「神楽殿」で演じられる「神楽」で、かつては「社家」によって演じられてきましたが、明治以降は「氏子」によって行われるようになったそうです。
 現在「熊野神社神楽」ですが、「保存会」を結成してその「伝承」につとめているそうです。

 「熊野神社神楽」は、「当日」「熊野神社」「神楽殿」で「猿田彦」による「露払い」に始まり、「素盛男命」による「七五三切り」で終わる「13演目」の「舞」を奏でるそうです。
 「熊野神社神楽」の「演目」ですが、「猿田彦」、「児屋根・太玉」、「乙女」、「手力男命」、「天宇受賣命」、「榊葉」、「恵比寿」、「稲荷」、「保食神」、「種蒔」、「素盛男命」(七五三切り)までの「十三座」の他に「お稚児の舞」(「弊束」、「扇子」)もあり、最後に「熊野神社」「拝殿」で「ひょうじょうがえし」(素面)が舞われます。
 「熊野神社神楽」の「恵比寿」や「稲荷」の「舞」では、「鯛」や「餅」などがたくさん投げられるそうです。

 「熊野神社神楽」は、「東総地区」では、最も古い「伝統」があるといわれ、上記のように従来は毎年3月21日、22日(各日午前11時30分ごろから午後5時(17時)ごろ)の「2日間」にわたり、「熊野神社」の「大御饌祭」、「太々講社祭」とともに行われていましたが、現在では「春分の日」に奉納されており、「神楽」の「起源」は定かではありませんが、江戸時代以降からの「伝統行事」であったといわれています。
 また「熊野神社神楽」では、「熊野神社」「神楽殿」の前面「庭」上に「斎場」を設け、「玉垣」で囲み、正面に「大榊」と「四隅」に「4神」(「玄武」・「青龍」・「朱雀」・「白虎」)の「置物」を飾るそうです。

 「東総屈指」の「古社」のひとつ「熊野神社」で開催される「伝統行事」「熊野神社神楽」。
 この機会に「旭市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「熊野神社神楽」詳細

 開催日時 3月21日(祝・金) 12時〜17時ごろ

 開催会場 旭市清和乙715

 問合わせ 旭市教育委員会生涯学習課 0479-55-5728

 備考
 「熊野神社神楽」は、昭和55年(1980年)に「千葉県」の「県指定無形民俗文化財」に指定されています。
 「熊野神社」「境内」には、「縁結び」の「女男石」、また「熊野神社」「入口」には「大杉」があり、「熊野神社」「縁結び」の「女男石」ですが、「お酒」をかけてしみ込んだら「願い」が叶うと伝えられており、また「熊野神社」「大杉」は「幹周り」3m、「樹高」30mもあります。
 「熊野神社」「縁結び」の「女男石」は、「旭市」の「市指定文化財」に、「熊野神社」「大杉」は、「旭市」の「市指定天然記念物」に指定されています。

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