ご予約・お問合せ 0479-23-5111(代) 受付時間)9:30〜20:00 チェックイン)15:30 チェックアウト)10:00
犬吠埼観光ホテルホームページ
波打ちぎわの天然温泉露天風呂
トップページ
■CALENDAR■
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31       
<<前月 2025年08月 次月>>
■NEW ENTRIES■
■CATEGORIES■
■ARCHIVES■
■POWERED BY■
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
■OTHER■


携帯からもご覧いただけます

「第33回小見川出前寄席」(香取市)
 本日ご紹介するのは、となりまち「香取市」「小見川よろず亭」で今週末の10月20日(土)に開催されます「第33回小見川出前寄席」です。

 「寄席(よせ)」とは、「日本」の「都市」において「落語」・「浪曲」・「講談」・「漫才」・「手品」などの「技芸」(演芸)を「観客」にみせるため「席亭」(興行主)が経営する「常設」の「興行小屋」で、「演芸」を行う「場所」としては、文字通り「演芸場」もあります。
 「演芸場」は、多くは経営上の「問題」から「色物主体」の「小屋」をさしますが、「大手資本」による「お笑いライブスペース」なども含まれるとされ、このため「寄席」とは「意味合い」が大きく異なります。

 「寄席」は、上記のように「落語」などを上演する「小規模」な「常設演芸場」です。
 「よせ」とは「寄せ場」の「略語」であり、「人を寄せる場所」という「意味」です。
 江戸後期の「嬉遊笑覧(きゆうしょうらん)」には「人をよする故なり」と記されているそうです。
 要するに大勢の「人々」を寄せ集めて、「落語」、「講談」、「浪花節(なにわぶし)」(浪曲)、「漫才(まんざい)」、「奇術」などさまざまな「大衆芸能」を興行する「場所」であり、「寄席」とあてていますが、単に「席(せき)」とよぶこともあります。

 「小見川出前寄席」は、「小見川駅前通り」の「空き店舗」を利用して、「落語協会」の「落友舎」の「メンバー」が、「地域活性」と「若手芸人」の「育成」のため、なかなか見ることができない「生」の「寄席」を「香取市」へ「出前」(出張)しています。
 毎回、4組(「前座」・「二つ目」・「色物」・「真打」)が登場して「会場」をわかします。

 「第33回小見川出前寄席」は、1年に4回行われている「催し」のひとつで、毎回大入りのでる人気のある「寄席」です。

 「第33回小見川出前寄席」の「出演者」ですが、「前座」「柳家まめ録(やなぎやまめろく)」、「二つ目」「鈴々舎八え馬(れいれいしゃやえば)」、「色物」「伊藤夢葉(いとうむよう)」、「真打」「むかし家今松」「師匠」となっています。

 「むかし家今松(むかしやいままつ)」は、「落語家」(江戸落語)の「名跡」で、「当代」は「7代目」です。
 嘗(かつ)ては、「二つ目」の「落語家」が襲名する「名跡」でありましたが、「当代」は「真打」昇進20年以上が経った今でも「今松」を名乗り続けています。
 「歴代」の「むかし家今松」ですが、
 「初代」「むかし家今松」は、後の「3代目」「古今亭志ん生」「師匠」
 「2代目」「むかし家今松」は、後の「4代目」「古今亭志ん生」「師匠」
 「3代目」「むかし家今松」は、後の「3代目」「柳亭痴楽」「師匠」
 「4代目」「むかし家今松」は、後の「10代目」「金原亭馬生」「師匠」
 「5代目」「むかし家今松」は、後の「初代」「金原亭馬の助」「師匠」
 「6代目」「むかし家今松」は、後の「2代目」「古今亭圓菊」「師匠」
 「7代目」は上記のように現在も「むかし家今松」と名乗り続けています。

 「7代目」「むかし家今松」「師匠」は、1946年10月30日生まれの「千葉県」「松戸市」出身の「落語協会」所属の「落語家」です。
 「7代目」「むかし家今松」「師匠」の「出囃子」は「舌出し三番叟」で、「本名」は「鵜殿真克」さんです。

 「むかし家今松」「師匠」は、1965年1月「10代目」「金原亭馬生」「師匠」に「入門」、「前座名」は「駒次」だったそうです。
 1970年4月に「二つ目」昇進し、「7代目」「むかし家今松」を名乗りました。
 「今松」は「師匠」である「馬生」「師匠」が「戦時中」の「二つ目」時代に名乗っていました。
 そして1981年3月に「真打」昇進しています。

 プロの「噺家(はなしか)」が出演され人気のある「催し」「小見川出前寄席」。
 「第33回小見川出前寄席」が行われるこの機会に「香取市」にお出かけしてみてはいかがでしょうか?

 「第33回小見川出前寄席」詳細

 開催日時 10月20日(土) 14時〜

 開催会場 小見川よろず亭 香取市小見川駅前通り

 前売り券 1200円

 問合わせ 香取市商工観光課 0478-82-1117

 備考
 「第33回小見川出前寄席」は、9月20日(木)から「香取市商工会」で申し込みの受付されています。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1342 |
| 地域情報::香取 | 10:49 AM |
「佐原の大祭秋祭り」「諏訪神社秋祭り」(香取市)
 本日ご案内するのは、となりまち「香取市」「JR佐原駅」周辺で10月12日(金)〜14日(日)に開催されます「佐原の大祭秋祭り」「諏訪神社秋祭り」です。

 「香取市」には、さまざまな「まつり」があり、中でも有名なのが「佐原の大祭」(2011年7月13日のブログ参照)、そして「小見川祇園祭」(7月18日のブログ参照)など、「文化」と「誇り」が今も各「地区」で受け継がれています。

 「諏訪神社」は、「香取市」「佐原新宿」にある「神社」で、「佐原の大祭秋祭り」で知られています。
 「諏訪神社」の「御祭神」は「建御名方神(たけみなかたのかみ)」、「社格」は「郷社」で、「創建」は「天正年間」です。

 「諏訪神社」の「歴史」ですが、「天慶の乱」で「伊予国」の「藤原純友」を討った「功績」により「下総大須賀荘」(現「成田市伊能」)「領主」に任ぜられた「大神惟季」は、「領内」の「守護」として「信濃国」「諏訪大社」を勧請したそうです。
 その後、天正年間に「領内」の「農民」を率い「佐原新宿」を開発するに際して「守神」として勧請したもので、現在の「社殿」は嘉永6年に造営されたものです。

 「JR佐原駅」は、「香取市」「佐原イ」にある「東日本旅客鉄道」(JR東日本)の「JR成田線」の「駅」です。
 「線路名称」上は「JR成田線」の「単独駅」ではありますが、「運転系統」上は「JR鹿島線」の「列車」も「JR佐原駅」に乗り入れ、実際は「2路線3方向」の「列車」が発着しています。
 なお、「JR鹿島線」は「東隣」の「JR香取駅」が「線路名称」上の「起点」だそうです。

 「JR佐原駅」は、「直営駅」であり、「管理駅」として「JR成田線」の「大戸駅」〜「下総橘駅」間の「各駅」と「JR鹿島線」の「十二橋駅」を管理しており、「みどりの窓口」(営業時間6時30分〜20時)・「指定席券売機」・「Suica対応自動改札機」が設置されています。
 また「JR佐原駅」「南側」に、2011年2月から供用開始した「佐原の町並み」をイメージして建設された「駅舎」があり、「駅舎」内に「NEWDAYS」や「観光交流センター」(駅舎竣工までは待合室として使用)などがあります。

 「佐原の大祭」は、江戸時代から約300年続く「祭礼」で、7月の「八坂神社祇園祭」(2012年7月9日・2011年7月11日のブログ参照)と10月の「諏訪神社秋祭り」(2011年10月3日のブログ参照)を「総称」したもので、「佐原の大祭」は、平成16年には、「国」の「重要無形民俗文化財」に指定されています。
 「大人形」を乗せた「高さ」9mもある「山車」が、「日本三大囃子」「佐原囃子」(2月23日のブログ参照)の「音色」に合わせ「山車」が曳き廻され、「小江戸」と呼ばれる「佐原の町並み」(国選定重要伝統的建造物群保存地区)がある「小野川」(9月26日のブログ参照)の「西側一帯」(新宿地区)を「家々」の「軒先」をかすめながら14台の「山車」が曳き廻される「勇壮」で「風情」たっぷりな江戸時代の「情景」を彷彿とさせる「お祭り」で、江戸時代の「情景」を彷彿させ、「佐原」の365日は、この日のためにあると言っても「過言」ではないと言えるほど盛り上がります。

 「佐原の大祭」は、上記のように年に2回行われ、「夏」は「小野川」を挟んで「東側」の「本宿」・「八坂神社」、「秋」は「西側」の「新宿」「諏訪神社」の「祭礼」として行われます。
 江戸時代「見物の群衆、人の山をなし」と言われるほどの「賑わい」を見せた「佐原の大祭」は、何といっても「華麗」な「山車」、「哀愁」を帯びた「佐原囃子」が特徴です。
 「古い町並み」の残る「小野川」沿いを行き交う「山車」の「姿」は、「佐原」の「特色」を活かした「見所」のひとつで、「佐原のまち」に「小江戸」の「賑わい」が戻る「祭」となっています。

 「日本三大囃子」「佐原囃子」ですが、「佐原」の「町中」では、「祭り」が近づくとどこからともなく「お囃子」が聞こえてきて、「各町内」の「下座連」が「練習」を始めるそうです。
 そして「祭り期間中」は「山車」に乗り込み、曳き廻される「道々」に合わせて「曲」を演奏、その「音色」が「江戸」の「風情」へと誘います。
 また「佐原の大祭」自慢の「山車」は、「総欅造り」の「本体」に「関東彫り」の「重厚」な「彫刻」が飾り付けられ、「上部」には江戸・明治期の「名人人形師」によって制作された「高さ」4mにも及ぶ「大人形」が乗っています。

 2012年の「佐原の大祭秋祭り」では、10月12日(金)の「初日」10時から「山車乱曳き」(山車13台)から始まり、10月13日(土)「二日目」、10月14日(日)の「最終日」17時頃「諏訪神社」に戻るまで行われます。
 「佐原の大祭秋祭り」では、大きく分けて5つの「会場」(広場)で行われており、「わくわく大休憩広場」、「東薫(とうくん)広場」、「おまつりステージ広場」、「にぎわい広場」「小江戸茶屋」、「ふるさとお土産テント村」となっています。

 「わくわく大休憩広場」は、10時〜22時に開かれており、「忠敬橋」付近「駐車場」に設置され、「広場」内では「佐原囃子」の「演奏」が披露され、「飲食物」の「販売」や、「休憩の場」として利用できます。
 「わくわく大休憩広場」「イベントスケジュール」は、13日(土)14時〜・15時〜「花崎囃子連」(成田市)手踊り「佐原祭遊會」、14日(日)12時〜・18時30分〜(CD演奏による手踊り)、「新和下座連」(成田市)手踊り「佐原祭遊會」となっています。
 なお「わくわく大休憩広場」には「町並み観光トイレ」があります。

 「東薫広場」は、10時30分〜20時に開かれ、「香取街道」沿いに設置されており、「広場」内では「野菜」&「手作りお漬け物」の「産地直売」や、「飲食物」の「物販」、また「お酒」の「試飲会」もあり、「休憩の場」として利用できるそうです。
 また「東薫広場」の「イベントスケジュール」ですが、13日(土)16時〜「花崎囃子連」(成田市)手踊り「佐原祭遊會」と「佐原小唄」の「和踊り体験」(前半30分程度)、14日(日)「新和下座連」(成田市)手踊り「佐原祭遊會」と「佐原小唄」の「和踊り体験」(前半30分程度)となっています。
 なお「東薫広場」も「トイレ」も利用可能です。

 「おまつりステージ広場」は、10時〜22時に開かれ、「佐原信用金庫」「本店駐車場」に設置されており、「特設ステージ」では「伝統芸能」の「披露」や、「山車」が「広場」前を通過する際には「各町若連」による「手踊り」などが披露されます。
 また「飲食物」や「お祭りグッズ」の「販売」もあり、「お食事」や「休憩の場」として利用できるそうです。
 「おまつりステージ広場」の「イベントスケジュール」ですが、12日(金)〜14日(日)には「随時」「各町若連」による「手踊り」が行われ、13日(土)12時〜「花崎囃子連」(成田市)手踊り「佐原祭遊會」、(18時30分〜CD演奏による手踊り)、13時30分〜、15時45分〜「本矢作伊勢神楽保存会」(香取市)が行われ、14日(日)13時30分〜、15時45分〜「大崎大和神楽保存会」(香取市)、14時〜、15時〜「新和下座連」(成田市)手踊り「佐原祭遊會」となっています。
 「おまつりステージ広場」でも「トイレ」が使用可能です。

 「にぎわい広場小江戸茶屋」は、10時〜22時に開かれ、「佐原信用金庫」「本店前」に設置され、「小江戸三市」(香取市・川越市・栃木市)の「テント」が立ち並び、「飲食物」の「販売」が行われます。
 また「特設ベンチ」も設置されますので、「お食事」や「休憩の場」として気軽に使えるそうです。

 「ふるさとお土産テント」は、10時〜22時の間開かれ、「ふるさと産品育成事業」により開発されたおいしい「芋菓子」や「香取市農産物加工」・「直売組合」等による「出店」等が行われます。
 また「ふるさとお土産テント村」にも「トイレ」があり使用可能です。

 「佐原の大祭秋祭り」「諏訪神社秋祭り」の「見どころ情報」は以下のようになっています。
 10月12日(金)ですが、「初日」の「山車運行」は「乱曳き」となり、「新上川岸区」を除く13台の「山車」は、一定の「曳き廻しコース」を定めず、それぞれの「自町内」を中心に「佐原囃子」の調べに乗って風情豊かに曳き廻されます。
 「乱曳き」の途中で「祝儀」を受けると、お礼として家の前で「山車」を止め軽快な手踊りが披露されますが、この手踊りは江戸時代ね「手古舞」の流れをくむものと言われています。
 また「山車」が「おまつりステージ広場」前を通過する際にも広場ステージ上で手踊りが披露されます。
 夜になると提灯やぼんぼりを飾り立て、お祭りはより一層の盛り上がりを見せます。
 3日間とも「山車」の「のの字廻し」が指定場所において随時行われます。

 10月13日(土)の「中日(なかび)」は、全14台の「山車」が一堂に整列し、「山車巡行」(揃い曳き)を行います。
 11時30分までに「香取街道」沿いの「わくわく大休憩広場」〜「上宿通り」にかけて「山車」14台が一堂に整列します。
 13時から「各町山車」にて「総踊り」〜「通し砂切」の「演奏」を行います。
 13時30分頃から「川岸通り」を「山車巡行」(揃い曳き)し、「おまつりステージ広場」前「交差点」で曳き分かれとなります。
 以降、夜間の「山車運行」は「乱曳き」となります。

 10月14日(日)の「最終日」の「山車」の「運行」は「乱曳き」となります。
 また「お神輿」の「渡御行列」が行われます。
 9時に「御旅所」(上宿通り沿)を出発した「お神輿」は、一日かけて町中を練り歩き、17時頃「諏訪神社」に戻ります。
 (下記「詳細」にスケジュール記載)

 なお「佐原の大祭秋祭り」に「車」で来られる方は「利根川河川敷臨時駐車場」に駐車下さいとのことです。

 「佐原」の「秋」を彩る「一大祭り」「佐原の大祭秋祭り」「諏訪神社秋祭り」。
 この機会に「香取市佐原」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「佐原の大祭秋祭り」「諏訪神社秋祭り」詳細

 開催期間 10月12日(金)〜10月14日(日) 10時〜22時

 開催会場 JR佐原駅周辺 香取市佐原新宿地区

 「佐原の大祭秋祭り」スケジュール
 10月12日(金)

 10時00分〜 山車乱曳き(山車13台)
 15時00分〜 神輿の渡御(諏訪神社〜御旅所)
 随時    のの字廻し(指定場所)
 随時    佐原囃子と手踊りの披露(おまつりステージ広場他・随所)

 10月13日(土)
 10時00分〜 山車乱曳き
 11時30分〜 山車14台整列完了
 13時00分〜 総踊り〜通し砂切(各山車前)
 13時30分頃 山車巡行(14台揃い曳き)
 15時30分頃 曳き分かれ(おまつりステージ広場前交差点)
 夕刻〜夜間 山車乱曳き・随時のの字廻し(指定場所)
 随時    佐原囃子と手踊りの披露(おまつりステージ広場他・随所)

 10月14日(日)
 9時00分〜 神輿の渡御行列(御旅所〜諏訪神社)
 10時00分〜 山車乱曳き(山車14台)
 随時    のの字廻し(指定場所)
 佐原囃子と手踊りの披露(おまつりステージ広場他・随所)

 問合わせ 香取市商工観光課 0478-54-1111

 備考
 「佐原の大祭秋祭り」期間中、「利根川河川敷臨時駐車場」から「お祭り区域」まで「シャトル舟」が運航されます。
 「シャトル舟」の「運航時間」は9時30分〜21時、「料金」(往復券)は大人1000円、子供500円となっています。













| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1331 |
| 地域情報::香取 | 05:46 PM |
「火渡り修行」(神崎町)
 本日二つ目にご案内するのは、近隣市「神崎町」「神崎大橋」「下流側」「利根川」「河川敷」で10月8日(祝・月)に開催されます「火渡り修行」です。

 「神崎町」は、「成田国際空港」から「北北東」に14km、「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)「右岸」、「下総台地」(7月10日のブログ参照)の「北端中央部」に位置し、「自然」と「緑」が豊かな「まち」です。
 「神崎町」の「行政区域」としての「位置づけ」は、明治4年「新治県」に始まり、明治8年以降は「千葉県」に属し、明治22年4月「町村制」施行とともに「武田」、「新」、「毛成」、「古原」、「植房」、「立野」、「大貫」、「郡」の「8ヶ村」が「米沢村」として、また「神崎本宿」、「神崎神宿」、「松崎」、「小松」、「並木」、「今」、「高谷」の「7ヶ村」が「神崎村」として合併、翌23年3月に「神崎村」は「町制」が施行され「神崎町」となりました。

 その後昭和30年4月、「神崎町」・「米沢村」が合併して「新生」「神崎町」が誕生、さらに昭和41年1月、「向野地区」が「茨城県」「東村」・「河内村」から「千葉県」に譲渡され、「神崎町」に編入され現在に至っています。
 「神崎町」は、昭和47年には「工業団地」の「操業」も始まり、また近年は「自然」との「調和」を図りながら大規模な「宅地造成」や「道路整備」も進み、「緑」ある「自然環境」と恵まれた「歴史風土」の上に、「調和」のとれた「自然と人とふれあいのまち」を形成しています。

 「神崎大橋」は、「神崎町」と「利根川」をはさんで「対岸」にある「茨城県」「稲敷市」を結んでいます。
 「神崎大橋」は、昭和42年5月に開通し、以後「千葉」・「茨城」間の「通勤」、「通学」、「物流」に大きな「役割」を果たしています。

 近年は、「成田国際空港」の「開港」に伴う周辺地域の「臨空工業団地」や「鹿島臨海工業団地」の形成、発展により、「交通量」も増加の一途であるため、平成13年3月、「専用歩道橋」として「側道橋」「神東ふれあい橋」が開通しています。
 この「側道橋」は、「夜間」の「往来」に配慮して、「手摺(す)り部分」に「照明」が配置されていたり、4箇所の「バルコニー」から雄大な「坂東太郎」「利根川」の「情景」を堪能することができるなど、「神崎町」の新しい「観光スポット」としても注目されています。

 「火渡り修行」(2011年10月8日のブログ参照)は、「利根川」「河川敷」で行われる「催し」です。
 「神崎大師」とも呼ばれる「神崎寺」は、「真言宗醍醐派」に属し、「不動明王」を「御本尊」とし、「神崎町」では「お大師様」と親しまれ毎年「修行」が行われています。
 この「行事」「火渡り修行」は、「真言密教」の「秘奥」として1300年余の「伝法」に則るものなのだそうです。

 燃え盛る「炎」の中を、まず「山伏」の「僧」が「裸足」で通り抜けるそうです。
 その後、「関東近県」から集まった「信徒」や「見物人」たちが「家内安全」、「無病息災」を祈念して渡ると言う、「関東」では有名な「行事」で「首都圏」はじめ「近隣」からも多くの「見物客」で賑わうそうです。

 「火渡り修行」ですが、昭和26年(1951年)「武州高尾山」で、「第一回目」の「火渡り修行」が行われたそうです。
 当時、「境内」のなかった「東照院」(現「神崎寺」)で初めての「火渡り修行」(昭和26年(1951年)8月)が、「大利根河原」で行われました。
 以降、「神崎寺」での「火渡り修行」は厳修され、平成20年から旧「開催場所」の「利根川」「河川敷」で実施しています。

 「火渡り修行」当日の流れですが、「御清めの儀式」を行った「修験者」たちは10時30分に「JR下総神崎駅」において「出立式」を行い、「町内練行」に出発するそうです。
 「法螺貝(ほらがい)」、「太鼓」、大きな「かけ声」をあげての「練行」の後、「寺田本家」(2011年4月10日のブログ参照)において「鎮守供養」の「護摩」を行い、「餅つきイベント」を行います。
 13時に「利根川」「河川敷」に設けられた「道場」に入り、「神仏」の「降臨」する「場所」を整えるための「伝統作法」を行い、「柴燈護摩」の「秘法」を勤修、そして「祈祷」によって「浄火」となった「炎」を「素足」の「行者」が渡ります。
 この「火渡り修行」は、「参詣」の「者」が「火渡り」を行うと「火渡りの証」が授与されるそうです。
 「火渡り修行」の「会場」「利根川」「河川敷」に続く「河岸通り」には「露店」が並び、「祭り」を盛り上げます。

 「利根川」「河川敷」で行われる「火渡り修行」を見に「神崎町」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「火渡り修行」詳細

 開催日時 10月8日(祝・月) 10時半〜15時半

 開催会場 神崎大橋下流側利根川河川敷 香取郡神崎町

 問合わせ 神崎町まちづくり課 0478-72-2114

 備考
 「火渡り修行」の「会場」「利根川」「河川敷」の「神崎大橋」下では、約1000坪に渡り「コスモス畑」が広がっており10月には「見頃」を迎えているそうです。
 「火渡り修行」と「同時開催」で「こうざき河川敷祭」も行われ、「遊覧船」(サッパ舟)や「プレジャーボート」の「体験乗船」が楽しめるそうです。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1328 |
| 地域情報::香取 | 06:38 PM |
「お月見会」(香取市)
 本日ご案内するのは、となりまち「香取市」「山倉大六天観福寺」「醫王山東泉寺」「妙国寺」で明日、10月8日(祝・月)に開催されます「お月見会」です。

 「香取市」は、「千葉県」の「北東部」に位置し、「北部」は「茨城県」と接しています。
 「香取市」は「東京」から「70km圏」にあり、「世界への空の玄関口」(WORLD SKY GATE)「成田国際空港」から「15km圏」に位置しています。
 「香取市」「北部」には「水郷」の「風情」が漂う「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)が「東西」に流れ、その「流域」には「水田地帯」が広がり、「南部」は「山林」と「畑」を中心とした「平坦地」で「北総台地」(下総台地)(7月10日のブログ参照)の一角を占めています。

 「香取市」は、「日本」の「原風景」を感じさせる「田園」・「里山」や、「水郷筑波国定公園」に位置する「利根川」周辺の「自然景観」をはじめ、「東国三社」(2010年10月23日のブログ参照)のひとつ「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)、「舟運」で栄えた「佐原のまち」には「日本」で初めて「実測日本地図」を作成した「伊能忠敬」(2011年3月5日のブログ参照)の「旧宅」(国指定史跡)(2月24日のブログ参照)、江戸時代から昭和初期に建てられた「商家」や「土蔵」が現在もその「姿」を残し、「関東地方」で初めて「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されるなど、「香取市」は「水」と「緑」に囲まれ、「自然」・「歴史」・「文化」に彩られた「まち」です。

 「山倉大六天観福寺」(2010年12月2日・2011年12月4日のブログ参照)は、「真言宗豊山派」の「寺院」で「御本尊」は「他化自在天王宮」「大六天」で、「関東八十八ヵ所霊場」の「第45番霊場」です。
 「山倉大六天観福寺」の「開基」は弘仁2年(811年)「天台宗」の「最澄」が「本地仏」の「聖観音」を勧請し、「皇室」の「祈願所」でありましたが、明治の「神仏分離」までは「大六天宮」(山倉大神)の「別当職」を勤め、「御本尊」・「大六天」を「観音堂」に移遷し、大正8年霜月初卯日現「本堂」へとなったそうです。

 「山倉大六天観福寺」は、「弘法大師」が「東国」巡錫中、当地の人々が「伝染病」で苦しむ「姿」にあい救わんと「大六天」(他化自在天王宮)・「子育観音」を勧請し「断食」。
 (修行中夜ごとに「龍神」が顕れ)「村民」が「栗山川」(2月18日のブログ参照)より「捕獲」の「生鮭」を「大師」へささげ献納後、「生鮭」を「村民」に与えたところ、「病魔」は、たちまちに退散し、「大師」は「厄除難除根本霊場」と定めました。

 「山倉大六天観福寺」の「ご縁日」「初卯祭」12月7日には「生鮭」の「献納」の「儀式」と「生鮭」の「交付」があり、「尊像」が「秘仏」のため「御影」(お掛け軸)の「ご開帳」があります。
 「山倉大六天観福寺」は、「通称」「山倉様」(大六天)の「本山」であり、「関東一円」に点在している「山倉様」の「総本山」、「信徒」・「講社」の「参拝団」があります。
 「山倉大六天観福寺」境内に入ると「左側」に「水屋」・「客殿」・「庫裏」・「講堂」(観音堂)に入り「納経所」を済ませてから「厄」の「石段」を上り「本堂」へ、「石段」は「厄」の「石段」(十三歳・五体清め石段・三十三歳・四十二歳・六十一歳・六根洗浄清め木段)であるそうです。

 「東泉寺」は、「香取市山倉」にある「天台宗」の「寺院」で、「正式名称」は「醫王山東泉寺」といいます。
 「天台宗」は「大乗仏教」の「宗派」のひとつで、「妙法蓮華経」(法華経)を「根本経典」とする「天台教学」に基づいています。
 「天台教学」は「中国」に発祥し、「入唐」した「最澄」(伝教大師)によって平安時代初期に「日本」に伝えられました。

 「お月見会」は、2001年から実施されている「催し」です。
 「お月見会」は、「香取市山倉」にある「観福寺」と「東泉寺」で恒例の「催し」で、「お月見会」は、西暦811年に建立された「山倉大六天観福寺」を中心に「山倉地区」の「活性化」として「地域住民」が集まる機会があればと企画されたそうです。
 「お月見会」の「主催団体」は「伽瑠茶倶楽部(かるちゃくらぶ)」で、「茶会」や「演奏」を開催し、訪れる人々をおもてなしています。
 「お月見会」は、「伽瑠茶倶楽部」主催の「催し」で毎年200名をこえる大勢の方が訪れるそうです。
 「山倉大六天観福寺」と「醫王山東泉寺」、「妙国寺」の3か所の「お寺」で「お茶」と「音楽」で「お客様」に「おもてなし」をするそうです。

 「お月見会」の「催し物」ですが、「山倉大六天観福寺」では、「茶席」と「音楽」(クラリネット生演奏)、「醫王山東泉寺」では、「茶席」と「生け花展」、「妙国寺」では、「そば茶屋」(11時〜)を行うそうです。

 「お茶」と「音楽」で、深まる「秋」の「ひととき」を過ごすことができる「催し」「お月見会」。
 「お月見会」の行われる「香取市山倉」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「お月見会」詳細

 開催日時 10月8日(祝・月) 13時〜17時

 開催会場 山倉大六天観福寺 東泉寺 妙国寺 香取市山倉1934-1

 問合わせ 伽瑠茶倶楽部 0476-79-2802

 備考
 「お月見会」の「会場」のひとつである「東泉寺」は、2007年から参加されているそうです。
 また「妙国寺」は「香取市山倉」の「日蓮宗」の「寺社」です。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1327 |
| 地域情報::香取 | 01:14 PM |
「第54回東京都水上スキー大会」(香取市)
 本日二つ目にご紹介するのは、となりまち「香取市」「黒部川」で明日、10月6日(土)・7日(日)に開催されます「第54回東京都水上スキー大会」です。

 「香取市」は、「千葉県」「北東部」の「市」で、2006年3月27日に、「佐原市」と「香取郡小見川町」、「山田町」、「栗源町」が合併して成立しました。
 「香取市」は「水郷」と呼ばれる「国道51号線」沿線の「利根川」付近の「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)付近の「都市」のひとつであり、「香取神宮」(2010年11月5日・11月6日のブログ参照)の「門前町」としても有名です。
 「香取神宮」は「武神」「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」を祀っていることで知られており、このために近隣では「鹿島神宮」(2010年11月8日・9日・10日のブログ参照)を擁する「鹿嶋市」との関係が深いそうです。

 「香取市」では、「利根川」や「黒部川」(3月10日のブログ参照)など、「水郷」の「風情」あふれる豊かな「自然」の中、「水上スポーツ」をはじめ「研修」や「野外活動」が楽しめます。
 「香取市」は、「水上スポーツ」として「カヌー」や「ヨット」、「水上スキー」など盛んに行われており、「釣り」では「コイ」、「ヘラブナ」、「マブナ」などの「釣り」と、「ブラックバス」、「ブルーギル」などの「ルアー釣り」が楽しめる人気「水上レジャースポット」です。

 「黒部川」は、「志高」・「府馬」、「東庄町東和田」、「旭市溝原」からの3つの「流れ」を合わせて、「小見川」の「市街地」を貫き、「利根川」に平行して東流した後、「東庄町新宿」の「黒部川水門」で「利根川」と合流しています。
 「黒部川」は、「流路延長」18.1km、「流域面積」48平方kmの「一級河川」です。
 江戸時代、「徳川家康」による「利根川東遷事業」により、この辺り一帯は「水田干拓」などの「新田開発」が進むと、「黒部川」は「米」の「積み出し港」として「城米」、「蔵米」の「取り引き」が盛んに行われるようになりました。
 「川岸」には、「商家」が建ち並び、「川」には「高瀬舟」が行き交い、人々が忙しく「荷」の「積み下ろし」をする「姿」が見られたそうです。

 明治に入ってからも「酒」・「醤油」などの「醸造業」や「製糸業」なども盛んになり、「商都」として隆盛を誇り、当時の「小見川」は、「水の都」「イタリア」の「ベニス」にも例えられるほどの「賑わい」と「華やかさ」があったそうです。
 しかし明治、大正、昭和と「交通機関」が「水路」から「陸路」へ変わり「鉄道」が開通すると賑わいは、徐々に「駅前」へ移り、「水」との「関わり」が薄らいでいったそうです。

 こうした中「黒部川」は、昭和48年に行われた「若潮国体」の「漕艇競技」の「会場」となり、昭和58年に「小見川B&G海洋センター」が竣工し、昭和62年に「全日本学生水上スキー選手権大会」、「高松宮杯全日本水上スキー選手権大会」など、「水上スポーツ」の「全国レベル」の「大会」が行われるようになりました。
 そして平成2年からは「町民レガッタ」が始まり、「黒部川」=「水上スポーツ」という「イメージ」が浸透してきたそうです。
 「スポーツコミュニティーセンター」や「県立水郷小見川少年自然の家」が完成すると、静かで雄大な「黒部川」と「スポーツ施設」が一体となり、「水の都」と例えられた「黒部川」は「水上スポーツの都」としてその「役割」を変えてきました。

 「水上スキー」とは、「モーターボート」等に「持ち手」(ハンドル)の付いた「ロープ」を設置して航行し、それを「ボート」の「後部」で握った「人」が「板状」の「滑走具」に乗り曳航されながら「水面」を滑る「ウォータースポーツ」です。
 「曳航方向」に向かって「足先」が「正面」に向くものを「水上スキー」、横に向くものを「ウェイクボート」等に大別できます。
 「水上スキー」は、「趣味」の「スポーツ」として「楽しむ」以外には、「競技」としての「水上スキー」も存在し、「スラローム」、「トリック」、「ジャンプ」等の「種目」があり、また「多人数」で「水上スキー」を行う「団体競技」もあるそうです。

 「水上スキー」が、「世界」で初めて行われたのは、「ラルフ・W・サミュエルソン」という「人」が1922年の「夏」に「アメリカ合衆国」「ミネソタ州」・「レイクシティ」の「ペピン湖」で、「松の木」の「板」2枚を「スキー」代わりにして22km/hで航行する「モーターボート」にひかれて滑ったというのが「定説」となっています。
 (「起源」については「水上スキー」の「捉え方」によって諸説あり)

 「第54回東京都水上スキー大会」は、「主催」「東京都水上スキー連盟」、「後援」「日本水上スキー連盟」で開催されます。
 「第54回東京都水上スキー大会」の「競技種目」は、「Aクラス」「スラローム」(初速52km/h)、「トリック」、「ジャンプ」、「Bクラス」「スラローム」(初速49km/h)、「トリック」、「ジャンプ」、「Cクラス」「スラローム」(初速46km/h)、「トリック」、「ジャンプ」、「Sクラス」、「スラローム」(初速43km/h)、「トリック」、「ジャンプ」(ジュニア、U-21、21+、35+、45+、55+の各クラスを含みます)となっています。

 「第54回東京都水上スキー大会」の「競技方法」は、「日本水上スキー連盟規則」及び「ローカルルール」で、「曳航艇」は、「SkiNautique 2006 with PerfectPass Version 6.5プロペラ12.5ダイヤ×15.5ピッチ4枚」で「参加資格」は「日本水上スキー連盟登録者」(「新規登録」可)となっています。
 (大会スケジュールは下記詳細に記載)

 なお、「第54回東京都水上スキー大会」では、「スケジュール」は「天候」等やむを得ない「事情」で変更することもあるそうなので、ご注意下さい。

 「水上スポーツ」が盛んに行われている「香取市」「小見川」で行われる「第54回東京都水上スキー大会」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「第54回東京都水上スキー大会」詳細

 開催日時 10月6日(土)・7日(日) 7時〜16時

 開催会場 黒部川(小見川水上スキーセンター) 香取市小見川

 大会スケジュール予定

 10月6日(土)

 6時00分 集合・ミーティング

 6時30分 ジャンプ

 14時30分 トリック

 10月7日(日)

 5時30分 集合・ミーティング

 6時00分 スラローム

 10時30分 トリック

 16時00分 表彰式

 16時30分 片付け

 問合わせ 小見川水上スキークラブ 小山田さん 

 備考
 「日本」で「最初」に「水上スキー」が行われたのは、「神奈川県」の「芦ノ湖」とされており、この時「水上スキー」を行ったのは、「日本人」ではなく「アメリカ人」で、「日本人」で「最初」に「水上スキー」を行ったのは、1949年の「夏」に「東京都」の「隅田川」に於いて、「手作り」の「スキー」で滑った「小森宮正悳」とされています。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1325 |
| 地域情報::香取 | 11:32 PM |
「佐原工芸の達人になる」(香取市)
 本日ご紹介するのは、となりまち「香取市」「佐原町並み交流館」で今週末の10月6日(土)・7日(日)・20日(土)・27日(土)と来月11月3日(土)・10日(土)・17日(土)・23日(祝・金)・24日(土)に開催されます「佐原工芸の達人になる」です。

 「香取市」は、「千葉県」「北東部」の「都市」で、2006年3月27日に、「佐原市」と「香取郡小見川町」、「山田町」、「栗源町」が合併して成立、「市制施行」しました。

 「香取市佐原」は、古くから「水郷」の「まち」として栄え、「市街地」の「小野川」(9月7日のブログ参照)沿いや「香取街道」沿いには「小江戸」とも呼ばれる当時の「町並み」が残っています。
 また「伊能忠敬」(2011年3月5日のブログ参照)の「養子婿先」の「地」でもあり、「地図のまち」としても有名です。

 「香取市佐原」は、飛鳥時代「下総国」の「香取郡」「海上郡」に属すこととなり、その後「香取郡」は649年(大化5年)、「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)の「神郡」となったそうです。
 鎌倉時代になると、「香取神宮」と「大戸」に「荘園」ができ、各地で「定期市」が開かれるようになり、特に「香取神宮」付近は「門前町」としてひらけたそうです。
 近世初頭に「徳川家康」は「矢作」(四万石)に「譜代家臣」の「鳥居元忠」を配しました。
 「鳥居元忠」は「岩ヶ崎城」の「築城」に着手しましたが、「伏見城」での「元忠」の「死」などにより、結局完成を見ずに「廃城」となったそうです。
 その後は分割され、「幕府直轄領」や「旗本領」・「大名領」が混在しているそうです。
 (ただし「大名領」になった「土地」は少ない)
 江戸後期になると、「小野川」周辺は「利根川水運」の「中継地」として栄えるようになりました。

 「佐原町並み交流館」(1月27日のブログ参照)は、「佐原」の「産業観光」の「情報交流拠点」となる「施設」として、旧「三菱銀行」「佐原支店」(「三菱館」)跡を活用し、設置されています。
 「佐原町並み交流館」は、「香取街道」沿いにあり、「赤煉瓦(あかれんが)」が「目」を引く「西洋館」「三菱館」隣の「建物」にあり、「貸会議室」や「研修室」、「多目的室」などがあり、「観光客」や「市民」のために「無料開放」しています。

 「三菱館」は、旧「川崎銀行」「佐原出張所」として開業し、その後「出張所」から「佐原支店」となり、1914年(大正3年)現在の「建物」が建設されました。
 その後、「川崎銀行」が「三菱銀行」と合併し、「三菱銀行」「佐原支店」となりますが、1989年(平成元年)「三菱銀行」「佐原支店」の「新店舗」完成により、旧「本館」は、「佐原市」(当時)に寄贈されました。

 「香取市」では、一つのものを作り上げる「楽しさ」を体感してもらおうと、毎年「春」と「秋」に「工芸体験教室」を開催しています。
 「佐原工芸の達人になる」と題し、行われている「催し」は、「千葉県指定伝統的工芸」「佐原張子」、「卵の殻」でつくる「エッグアート」、切り出す「線」の「妙」「切り絵」、「粘土(ねんど)」で作る「ミニチュアフード」、「手作業」で編む「佐原ラフィア」の「5コース」となっています。
 「佐原工芸の達人になる」「講師」ですが、「佐原張子」は、「鎌田芳朗」先生、「エッグアート」は、「吉野初江」先生、「切り絵」は、「野口正博」先生、「ミニチュアフード」は、「橋本京子」先生、「佐原ラフィア」は、「石井登貴子」先生となっています。

 「佐原張子」ですが、「粘土」で作った「型」に「和紙」を「糊貼り」して、「乾燥」させ「型」を取り出します。
 「胡粉」と呼ばれる「ニカワ」を、練り合わせたものを「上塗り」し、「乾燥」させてから「泥絵の具」に彩色していきます。
 主に「キツネ」、「ネコ」、「ウサギ」、「オカメ」等の「お面」に彩色する「体験」になるそうです。
 「エッグアート」は、「卵の殻」にかずかずの「精密」な「細工」と「装飾」を施したもので、もともとは「イースター」に「卵」を贈るという「習慣」から始まったとされていて、「卵」の美しい丸い「型」は「人々」の「心」をなごませ「希望」・「幸福」・「祝福」の「最高」の「贈り物」とされているそうです。
 「切り絵」は、「世界」で1枚だけの「オリジナル」で、自身の「店舗」・「自宅」を「お気に入り」の「切り絵」にして飾れるものを作成できるそうです。
 「ミニチュアフード」では、「粘土」を用い、10分の1サイズの「ミニチュアフード」を作成するそうです。
 また、細部まで細やかに再現するそうです。
 「佐原ラフィア」ですが、「丈夫さ」、「軽さ」、そして「上品さ」に優れる「ラフィア」を使って「手作業」で「ミサンガ」を作成するそうです。

 「佐原工芸の達人になる」では、10時40分〜12時10分に「佐原町並み交流館」2階で行われ、「参加費」は各コース800円で、各回30人(先着順)になっています。
 「佐原工芸の達人になる」の「日程」ですが、「佐原張子」は、10月6日(土)と11月10日(土)、「エッグアート」は、9月29日(土)(既に終了)と11月3日(土)、「切り絵」は、10月20日(土)と11月17日(土)に、「ミニチュアフード」は、10月27日(土)と11月24日(土)、「佐原ラフィア」は、10月7日(日)と11月23日(祝・金)に行われます。
 なお「佐原工芸の達人になる」の「申込み」ですが、「希望日」、「住所」、「氏名」、「ご連絡先」を「(株)ぶらきめら」(0478-55-9380)まで連絡となります。

 「北総の小江戸」「佐原」で行われる「佐原」ならではの「工芸品」をその道の「プロ」から学べる「体験観光」「佐原工芸の達人になる」。
 「佐原工芸の達人になる」の行われるこの機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「佐原工芸の達人になる」詳細

 開催日時 9月29日(土)・10月6日(土)・7日(日)・20日(日)・27日(土)・11月3日(土)・10日(土)・17日(土)・23日(祝・金)・24日(土) 10時40分〜12時10分

 開催会場 佐原町並み交流館 2階 香取市佐原イ1903-1

 定員数  各回先着30人

 参加費  各コース800円

 開館時間 10時〜17時

 休館日  第2月曜日

 問合わせ 株式会社ぶれきめら 0478-55-9380

 備考
 「佐原工芸の達人になる」の「佐原張子」は、平成11年に「年賀切手」の「デザイン」にも採用されています。
 また「切り絵」は、「テレビ東京」の「人気情報番組」「出没!アド街ック天国」など、多くの「テレビ番組」でも紹介されているそうです。













| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1318 |
| 地域情報::香取 | 09:21 AM |
「九州測量200年記念特別展」「九州×伊能忠敬」(香取市)
 本日二つ目にご紹介するのは、となりまち「香取市」「伊能忠敬記念館」で9月25日(火)〜10月18日(日)の期間開催されます「九州測量200年記念特別展」「九州×伊能忠敬」です。

 「伊能忠敬(いのうただたか)」(2011年3月5日のブログ参照)は、江戸時代の「商人」・「測量家」で、「通称」は「三郎右衛門」、「勘解由(かげゆ)」です。
 1800年(寛政12年)から1816年(文化13年)まで、足かけ17年をかけて「全国」を測量し、「大日本沿海輿地全図(だいにほんえんかいよちぜんず)」を完成させ、「日本国」の「歴史上」はじめて「国土」の「正確」な「姿」を明らかにしました。
 また「伊能忠敬」は、「日本」で初めて「金星」の「子午線」経過を観測した「人物」です。

 「伊能忠敬」は、「上総国山辺郡小関村」(現「千葉県」「九十九里町」)に生まれ、「母」の「死後」、「父」の「実家」であった「武射(むさ)郡小堤」の「神保(じんぼ)家」に移り、18歳で「下総国佐原」の「伊能家」へ「婿養子」に入りました。
 「当時」の「伊能家」は「名家」ではありましたが、「負債」で没落しかけていたそうです。
 しかし、「伊能忠敬」は、「才覚」を活かし、「伊能家」の「酒造業」を「再興」し、「米」の「仲買い」などで「産」を築き、「名主」や「村方後見(むらかたこうけん)」として「郷土」のために尽くしたそうです。
 「伊能忠敬」は、若いときから「学問」を好み、「数学」、「地理」、「天文書」に親しみ、50歳で「隠居」すると「江戸」に出て、「天文学」等を学び、その後「全国」の「測量」を10次にわたり、「大事業」である「実測日本地図」作成を行いました。

 「伊能忠敬記念館」(2011年3月5日のブログ参照)は、「小野川」(9月7日のブログ参照)沿いにあり、「伊能忠敬」の「人生」を「年代順」に追い、その「業績」の「結晶」である「伊能図」をあますことなく紹介しています。

 「伊能忠敬記念館」の「概要」ですが、「佐原時代」(伊能忠敬50歳までの前半生を紹介)、「全国測量」(隠居してからの勉学と全国測量の行程を紹介)、「伊能図の完成」(伊能図の数々を紹介)、「地図の世界」(日本地図の歴史や、楽しい世界の地図を紹介)となっています。

 「九州」は、「日本列島」を構成する「島」のひとつで、その「南西部」に位置しています。
 「北海道」・「本州」・「四国」とともに「主要4島」のひとつでもあり、これら4つの中では「3番目」に大きい「島」で、「世界」の「島」の中では、「スピッツベルゲン島」(ノルウェー)に次ぐ「第37位」の「大きさ」です。
 「九州」とその「周辺諸島」を合わせて「九州地方」と言い、2005年(平成17年)「国勢調査」「人口」は、「九州本島」内に「県庁所在地」を置く「7県」の「合計」では1335万2934人、「沖縄県」を含めた「8県」の「合計」では1471万4528人です。
 「九州本島」の「最高地点」は、「大分県」の「九重連山」「中岳」の1791mで、また「九州地方」としての「最高地点」は、「九州本島」ではなく「屋久島」にある「宮ノ浦岳」の1936mです。
 「九州」の「古代」の「呼称」は、「筑紫島」・「筑紫洲」(つくのしま)です。

 「九州」は、「中央」に「九州山地」が形成されています。
 その「中核」をなす「阿蘇山」は「東西」18km、「南北」25kmにも及ぶ「世界最大級」の「カルデラ」を持っています。
 「九州」の「地形」は大きく3つに分けることができ、「北部」と「中部」の「境界」は「松山-伊万里構造線」で「中部」と「南部」の「境界」は「臼杵-八代構造線」で分けることができます。
 「北部」は比較的なだらかな「山地」、「南部」は「白亜紀」から「第三紀」にかけて生成された「付加体」であるため「北部」とは全く異なった「地質」であり、比較的「険阻」な「山地」になっています。
 また「中部」は数十万年前まで「瀬戸内海」の「延長」の「海」で分かれており、それが「阿蘇山」の「数回」にわたる「噴火」によって「溶岩」で埋まり、ひとつの「島」になったそうです。

 この度(たび)「伊能忠敬記念館」では、「九州測量」から200年となるのを記念して、2年ぶりとなる「特別展」を開催するそうです。
 「九州測量200年記念特別展」「九州×伊能忠敬」では、「東京国立博物館」所蔵の「重要文化財」「伊能忠敬測量図」と「伊能忠敬記念館」所蔵の「国宝」「伊能忠敬関係資料」、「国宝」と「重要文化財」のみ93点を展示して、「伊能忠敬」の「全国測量」の「集大成」となる「九州測量」の「全貌」に迫るそうです。

 なかでも、極めて美しく最も優れた「伊能図」と「評価」が高い「東博」所蔵の「伊能中図」は必見だそうです。
 また、互いに補完しあいながら、なかなか一堂に介することのない両「資料群」が「再会」を果たす数少ない「機会」ともなっています。

 また「伊能忠敬記念館」では、「九州測量200年記念特別展」「九州×伊能忠敬」開催期間中に、「担当学芸員」による「列品解説」(9月30日・11月3日)、「小中学生」向け「ワークショップ」「☆印を探せ!」(10月6日・対象・小中学生)、「望遠鏡」で「伊能図ウォッチング」(10月21日)、「常設展示」の「解説ツアー」(土・日・祝日)が行われます。

 「佐原の偉人」「伊能忠敬」の「足跡」を現代に残している「記念館」「伊能忠敬記念館」。
 「記念特別展」が行われるこの機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「九州測量200年記念特別展」「九州×伊能忠敬」詳細

 開催期間 9月25日(火)〜10月18日(日)

 開催会場 伊能忠敬記念館 香取市佐原イ1722-1

 営業時間 9時〜16時半 (入館は〜16時)

 休館日  月曜日 祝日の翌日

 入館料  大人 500円 小中学生 250円

 問合わせ 伊能忠敬記念館 0478-52-1118

 備考
 「伊能忠敬記念館」の「小野川」をはさんだ「対岸」には「伊能忠敬旧宅」(国指定史跡)(2月24日のブログ参照)があります。













| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1316 |
| 地域情報::香取 | 09:33 PM |
「秋の星空観察会」(東庄町)
 本日二つ目にご紹介するのは、となりまち「東庄町」「県立東庄県民の森」で来週末の10月6日(土)に開催されます「秋の星空観察会」です。

 「東庄町」は、「千葉県」の「北東部」に位置し、「東京」から80km圏にあります。
 「東庄町」の「面積」は、46.16平方kmあり、「中央部」は「平地」で「水田地帯」と「畑」、「丘陵地」は「森林地帯」となっています。
 「東庄町」「北端」を「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)がゆるやかに流れており、「年間」の「平均気温」は15.5℃で、「冬」は「東京」より2〜3℃温かく、「夏」は逆に涼しい「気候」です。

 「県立東庄県民の森」は、「県土」の「自然」を守り、多くの「県民」が「森林」と親しみ、「森林」を知り、その「恵み」を受けながら、「自然」と共に生きる「心」の「創造」を目指して造られたものです。
 このため「県立東庄県民の森」は、「森林」での「学習」、「レクリエーション」、「スポーツ」、「文化活動」、「林業体験」など、「森林」の「総合利用」を図る「施設」として整備しています。

 「県立東庄県民の森」「区画面積」は100ha(ヘクタール)で、「東庄町」の「北部」を流れる「利根川」に近く、みどり豊かな「下総台地」(7月10日のブログ参照)にあって、眼下には「干潟八万石」の「大水田地帯」や遠く「九十九里浜」(5月11日のブログ参照)を望み、また数千羽もの「カモ」、「オシドリ」等「水鳥」が飛来する「夏目の堰」(別名「鉄牛池」)は古くから知られる素晴らしい「景勝」の「地」として知られています。

 「県立東庄県民の森」周辺には、隣接して江戸時代に「椿海」(2011年4月17日のブログ参照)と呼ばれた「入江」を干拓し、現在の「美田づくり」に貢献した「鉄牛禅師」の「遺跡」「福聚寺」もあり、昔の「面影」がしのばれます。
 このような優れた「自然環境」と豊かな「歴史的環境」の中で、「シイ」や「タブ」などが繁る「森」の中に「運動広場」(「テニスコート」、「弓道場」)、「芝生広場」、「湿地植物園」、「水鳥観察舎」等の「施設」があります。

 「秋の星空観察会」は、「秋」の「県立東庄県民の森」の「イベント」で、「星空観察会」や「星座撮影会」を実施するそうです。 「秋の星空観察会」は、16時に「受付」後、「森のコンサート」(「オカリナ」を聞きながら「軽食タイム」)、その後「勉強会」、「観察会」&「撮影会」となっています。
 「秋の星空観察会」の「受付場所」は「東庄県民の森管理事務所」で行います。

 「秋の星空観察会」の「参加費」は200円(「親子」での「参加」は、1組200円)、「参加対象」は「小学生」以上どなたでも(「小学生児童」は、「親子」同伴)となっています。
 「秋の星空観察会」「参加者」の「皆さん」には、「当日」の「持ち物」として、「夕食用軽食」、「飲物」、「上着」、「タオル」等を用意するように呼びかけています。
 また「星空観察会」、「星座撮影会」では、「デジタルカメラ」は各自持参を呼びかけています。

 「自然環境」溢れる「県立東庄県民の森」で行われる「秋」の「恒例行事」「秋の星空観察会」。
 この機会に「東庄町」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「秋の星空観察会」詳細

 開催日時 10月6日(土) 16時〜20時半

 開催会場 県立東庄県民の森 東庄町小南639

 「秋の星空観察会」スケジュール

 16時00分〜 受付 東庄県民の森管理事務所

 17時00分〜 森のコンサート (オカリナを聞きながら軽食タイム)

 17時45分〜 勉強会

 18時30分〜 観察会&撮影会 〜20時30分

 参加費  200円(親子での参加は、1組200円)

 問合わせ 県立東庄県民の森 0478-87-0393

 備考
 「県立東庄県民の森」で開催される「秋の星空観察会」は、「天候不順」の「場合」は、「天体観察講座」を行い、「スライド」などを見ながら屋内で開催されるそうです。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1314 |
| 地域情報::香取 | 03:15 PM |
「小野川下座舟」(香取市)
 本日ご紹介するのは、となりまち「香取市」「小野川」(「樋橋」〜「新橋」)で明明後日(しあさって)の9月29日(土)に行われます「小野川下座舟」です。

 「香取市」は、「千葉県」の「北東部」に位置し、「北部」は「茨城県」と接しています。
 「香取市」は「東京」から70km圏にあり、「世界」への「玄関口」(WORLD SKY GATE)「成田国際空港」から15km圏に位置しています。
 「香取市」「北部」には「水郷」の「風情」が漂う「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)が「東西」に流れ、その「流域」には「水田地帯」が広がり、「南部」は「山林」と「畑」を中心とした「平坦地」で、「北総台地」(下総台地)(7月10日のブログ参照)の「一角」を占めています。

 「香取市」は「日本」の「原風景」を感じさせる「田園」・「里山」や、「水郷筑波国定公園」(8月3日のブログ参照)に位置する「利根川」周辺の「自然景観」をはじめ、「東国三社」(2010年10月23日のブログ参照)のひとつ「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)、「舟運」で栄えた「佐原のまち」には「日本」で初めて「実測日本地図」を作成した「伊能忠敬」(2011年3月5日のブログ参照)の「旧宅」(国指定史跡)(2月24日のブログ参照)、江戸時代から昭和初期に建てられた「商家」や「土蔵」が現在もその「姿」を残し、「関東地方」で初めて「重要伝統的建造物群保存地区」に制定されるなど、「香取市」は「水」と「緑」に囲まれ、「自然」・「歴史」・「文化」に彩られた「まち」です。

 「香取市」では「行事」も「年間」を通して盛んに行われ、4月には「小見川城山(じょうやま)公園」(2011年2月26日のブログ参照)や「佐原公園」(2月17日のブログ参照)を初めとする「香取市内」各所に「桜」が咲き誇り、6月には「東洋一」の「規模」を誇る「水郷佐原水性植物園」(4月26日のブログ参照)において、400品種150万本の「花菖蒲」(2011年5月27日のブログ参照)が色とりどりに咲き誇ります。

 また「香取市」では、「夏」(7月)と「秋」(10月)には「佐原囃子」(2月23日のブログ参照)の「調べ」にのって「山車(だし)」が「市内」を曳き廻される、「勇壮絢爛(ゆうそうけんらん)」な「佐原の大祭」(国指定重要無形文化財)(2011年7月13日のブログ参照)が盛大に開催されるほか、「関東」でも有数の「歴史」と「規模」を誇る「水郷おみがわ花火大会」(2012年7月29日・2011年7月28日・6月15日・2010年7月28日のブログ参照)や「黒部川」(3月10日のブログ参照)での「水上スポーツ」も盛んに行われています。

 「佐原囃子」は、「佐原の大祭」の「山車」に「下座連(げざれん)」と呼ばれる「囃子手」が「乗車」して「演奏」される「お囃子」で、もともと「佐原」周辺の「神楽(かぐら)」の「囃子方」が「山車」に乗り込み、「神楽囃子」を「演奏」していたものに、「江戸」の様々な「文化」を取り入れようとした「佐原の町衆達」が、文化文政期に活躍した「義太夫奏者」・「豊竹式太夫」を「客人」として迎え入れ、「構想」12,3年をかけて作り上げられたのが、今日(こんにち)の「佐原囃子」なのだそうです。

 約400年前の天正年間(1573〜1592年、安土桃山時代)に、「田楽」・「散学」(猿楽)、「神輿囃子」が「元(もと)」になり、享保年間(1716〜1736年、江戸時代中期)に「江戸文化」の「影響」を受けて発達したといわれています。
 (「大杉囃子」が「源流」との「説」あり)
 「下新町」の「能化塚(のげづか)」に「豊竹式太夫」の「墓」があり、「江戸」の「一流芸人」の「墓」が「佐原」にあることは、上記を物語るなによりの「証拠」であるといえます。

 「佐原地方」では「囃子」のことを「下座(げざ)」とも言います。
 ゆったりとした「情緒的」な「曲」や「軽快」な「曲」など数十曲の「曲目」があり、「役物」・「段物」・「端物」の3つに「分類」されます。
 「役物」は「山車」の「出発時」や「到着時」に演奏される「儀式音曲的」なもので、「段物」は「目抜通り」等で演奏される非常にゆったりとした「旋律」をもつ「長編音曲的」なものであり、「端物」は「一般的」な「山車」の「運行時」に演奏される「民謡」・「里謡」・「流行歌」を取り入れた「抒情音曲的」なものなのだそうです。

 「役物」と「段物」には、「葛西囃子」や「能楽囃子」、「歌舞伎下座音楽」の「影響」を強く受けており、その「関連性」が指摘されています。
 これらの「曲」が「山車」の「周囲」の「雰囲気」に応じて演奏され、「祭り」を盛り上げる重要な「役割」を担い、それと同じくして「神聖」な「祭り」を清める「悪魔祓い」の「意味」を持ちます。

 「佐原囃子」は「佐原の大祭」では、「山車」の「運行」を取り仕切る「町内」の「依頼」によって「下座連」が「山車」に乗り「囃子」を演奏します。
 元々「下座連」は「佐原」周辺の「農村部」の「集落」を主な「単位」として構成されてきましたが、戦後「後継者不足」などから、「佐原」の「市街地」内の「有志」により新たな「下座連」が作られ、「山車」に乗るようになってきたそうです。
 「佐原囃子」系の「下座連」は「香取市」を始めとして「潮来市」や「鹿嶋市」、「成田市」など「千葉県」「北東部」から「茨城県」「南東部」にかけての「地域」に分布しています。
 ちなみに「佐原囃子」は、「神田囃子」・「京都祇園囃子」とならぶ「日本三大囃子」のひとつであり、「佐原」の「夏」と「秋」に行われる「佐原の大祭」を担(にな)う「佐原囃子」についても「佐原の山車行事」として2004年2月16日に「重要無形民俗文化財」に指定されています。

 「小野川下座舟」は、「佐原囃子」を奏でる「下座連」を乗せた「船」が「香取市佐原」の「小野川」(9月7日のブログ参照)を運行するものです。
 「小野川下座舟」の「会場」は、「小野川」「樋橋」(2月13日のブログ参照)から「新橋」までの「間」で、「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されている「佐原の町並み」にて「佐原囃子」を観賞できるそうです。
 「小野川下座舟」は1日2回行われ、11時〜と、13時半〜となっています。

 「小野川下座舟」で、「日本三大囃子」に数えられる「佐原囃子」を演奏する「下座連」ですが、9月15日(土)には「牧野下座連」、9月16日(日)には「野田芸座連」、9月22日(土)には「分内野下座連」が行っており、そして今回(9月29日(土))には「神崎芸座連」が行っています。
 また10月27日(土)にも行われ、「内野下座連」が「小野川下座舟」で演奏するそうです。

 「佐原囃子」を演奏する「下座連」を乗せた「舟」が、「小野川」を情緒豊かに運航されます「小野川下座舟」。
 「風情」ある「催し」が行われるこの機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「小野川下座舟」詳細

 開催日時 9月29日(土) 11時〜 13時半〜

 開催会場 小野川 香取市佐原地区

 問合わせ 香取市商工観光課 0478-50-1212

 備考
 「小野川下座舟」は、「雨天時」は「会場」変更となりますのでご注意下さい。
 ちなみに「雨天時」は、「香取街道」沿いにある「佐原町並み交流館」(1月27日のブログ参照)で開催されるようです。
 「香取市佐原」では、来月の10月12日(金)〜14日(日)の「3日間」「佐原」の「秋」を彩る「行事」「佐原の大祭秋祭り」(諏訪神社秋祭り)(2011年10月3日のブログ参照)が行われ、「大勢」の「観光客」と「地元衆」で賑わいます。













| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1309 |
| 地域情報::香取 | 07:38 PM |
「香取護国神社秋季大祭」(香取市)
 本日ご案内するのは、となりまち「香取市」「香取神宮」「香取護国神社」で明日、9月25日(火)に開催されます「香取護国神社秋季大祭」です。

 「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)は、創建は「神武天皇」の「御代18年」と伝えられ、「香取神宮」の「御祭神」は「日本書紀」の「国譲り神話」に登場します「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」です。
 「香取神宮」は「下総国一の宮」で、明治以前に「神宮」の「称号」を与えられていたのは、「伊勢」、「香取」、「鹿島」のみという「わが国」屈指の「名社」です。

 「香取神宮」「本殿」・「中殿」・「拝殿」が連なる「権現造」の「社殿」は、「鹿皮」のような「色」をした「桧皮葺」の「屋根」に「黒塗り」の「姿」が実に美しい「建造物」になっています。
 また「香取神宮」「宝物」の中には、「国宝」の「海獣葡萄鏡(かいじゅうぶどうきょう)」や「重要文化財」の「小瀬戸横桶釉狛犬(こせとおうゆうこまいぬ)」、「双竜鏡(そうりゅうきょう)」などがあり、「国」・「県指定」の「文化財」だけでも200点余を所蔵・所有しています。

 「香取神宮」「境内」には、「摂社」、「末社」が多く祀られており、「摂社鹿島新宮」、「摂社奥宮」、「摂社匝瑳神社」、「末社六所神社」、「末社桜大刀自神社」、「末社裂々神社」、「末社市神社」、「天降神社」、「末社馬場殿神社」、「末社日神社」、「末社月神社」、「末社押手神社」、「末社璽神社」、「末社大山祇神社」、「末社諏訪神社」などを祀っており、「参道」の左手に「香取護国神社」が祀ってあります。

 「護国神社」は、「国家」のために「殉難」した「人」の「霊」(英霊)を祀るための「神社」です。
 「護国神社」は「各道府県」に建立され、その「道府県」出身ないし「縁故」の「戦死者」・「自衛隊」「殉職者」を「主祭神」としています。

 「護国神社」は、明治時代に「日本各地」にされた「招魂社」が、1939年(昭和14年)の「内務省令」によって一斉に改称して成立した「神社」です。
 「招魂社」の「名称」は、「招魂」が臨時・一時的な「祭祀」を指し、「社」が「恒久施設」を指すため、「名称」に矛盾があるとして、「護国神社」に改称されました。

 「香取護国神社」は、「香取神宮」「参道」「左手」にあり、昭和21年9月創建されました。
 明治以降の「国難」に殉じた「香取郡」出身の「御霊」を「御祭神」としています。
 「香取護国神社」では、「春」・「秋」、二度の「例祭」(大祭)が行われています。

 「香取護国神社秋季大祭」は、上記のように旧「香取郡市内」の「英霊」をお祀りする「香取護国神社」で行われる「秋」の「大祭」です。
 「日清戦争」、「日露戦争」、「大東亜戦争」に出征され、「国」のために散華された「戦没者」を「御祭神」としてお祭りされており、「香取護国神社秋季大祭」当日は、「ご遺族」の「御参列」を頂き、「香取神宮」の「神職」が「祭典」をご奉仕するそうです。

 また、「香取護国神社秋季大祭」では、「御霊」を「お慰め」する「浦安の舞」を「巫女」が奉奏するそうです。
 「浦安の舞」は、「昭和天皇」の「御製」を「元」にした「神楽舞」で、「世界」の「恒久平和」を祈る「舞」だそうです。
 なお「香取護国神社秋季大祭」は、どなたでも「御参列」することが出来るそうですので、希望の方は「香取神宮」「社務所」までお問い合わせ下さいとのことです。

 「日本」を代表する「神宮」のひとつ「香取神宮」の「境内」に鎮座する「香取護国神社」で行われる「行事」「香取護国神社秋季大祭」。
 この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「香取護国神社秋季大祭」詳細

 開催日時 9月25日(火) 11時〜12時

 開催会場 香取神宮 香取市香取1697

 問合わせ 香取神宮 0478-57-3211

 備考
 「香取神宮」「境内」にある「香取護国神社」近くには「要石(かなめいし)」があります。
 「要石」は、「地中」の「大鯰(おおなまず)」をおさえ、「地震」を防ぐと伝えられる「霊石」です。













| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1305 |
| 地域情報::香取 | 08:43 AM |

PAGE TOP ↑

(C) Copyright Inubozaki Kanko Hotel. All rights reserved.