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「漕出式(こいでしき)」(銚子市)
 本日ご紹介するのは、地元「銚子市」「銚子漁港」「外川漁港」で1月6日(月)に開催されます「漕出式(こいでしき)」です。

 「銚子市」(2010年9月20日のブログ参照)は、三方を「水」に囲まれ、「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)河口から「君ヶ浜」(2011年6月1日のブログ参照)、「犬吠埼」(2012年4月16日のブログ参照)、「屏風ヶ浦(びょうぶがうら)」(2012年5月20日のブログ参照)に至る「海岸線」は、「砂浜」あり、「断崖絶壁(だんがいぜっぺき)」ありと、「変化」に富んだ「雄大」な「景観美」を織り成りています。
 また「銚子市」は「全国屈指」の「水揚げ量」を誇る「銚子漁港」(2012年1月24日のブログ参照)、「歴史」と「伝統」が実感できる「醤油工場」(2010年12月20日・12月8日・10月6日のブログ参照)、さらには、これらの「産業基盤」から算出される「豊富」で「新鮮」な「食材」や「特産品」を備えるなど、多くの「地域資源」に恵まれた「魅力」あふれる「まち」です。

 「銚子漁港」は、「全国」で「屈指」の「水揚げ高」を誇る「首都圏」の「台所」です。
 「銚子漁港」では「魚」を大量に積んだ「船」が「全国各地」から入港しています。
 そんななか、たくさんの「漁船」が連なる「銚子漁港」の前で「軒」を接しているのが「銚子の台所」「魚市場」(2011年1月26日・2010年12月18日のブログ参照)です。
 「銚子」の「魚市場」は「活気」に溢れ、その日に「水揚げ」された「魚介類」を次々と売りさばいていきます。
 「銚子市」では、「観光客」の「皆さん」でも「旬の味」を気軽にお買い求めできるように、「水産物卸売センター」「ウォッセ21」(2011年4月26日・2010年8月25日のブログ参照)があり、「ウォッセ21」では、「旬の魚」が「市価」よりも2〜3割ほど安く買い求められ、まとめて買うと更に安くしてもらえる場合もあるそうです。

 「銚子漁港」に「水揚げ」される「魚」ですが、「春」は「上り鰹(ノボリガツオ)」、「めひかり」(正式名称「アオメエソ」)、「真鯛(マダイ)」、「ホウボウ」、「ヤリイカ」(2010年11月20日のブログ参照)、「サヨリ」、「花鯛(ハナダイ)」、「マトウダイ」等が「水揚げ」され、「夏」には「磯ガキ」(2012年5月28日のブログ参照)、「マコガレイ」、「鰯(イワシ)」(2012年5月17日のブログ参照)、「バイガイ」、「本鮪(ホンマグロ)」、「キハダマグロ」、「メイタカレイ」等が「水揚げ」されています。
 「秋」は「秋刀魚(サンマ)」(2012年9月1日のブログ参照)、「鯖(サバ)」(2013年11月21日のブログ参照)、「車海老(クルマエビ)」、「マルガニ」(正式名称「ヒラツメガニ」)、「サルエビ」、「ボタンエビ」、「舌平目(シタビラメ)」が「水揚げ」され、「冬」には、「ビンナガマグロ」(ビンチョウマグロ)、「鮟鱇(アンコウ)」(2010年11月19日のブログ参照)、「平目(ヒラメ)」、「メカジキ」、「金目鯛」、「ムツ」、「メヌケ」、「蛸(タコ)」、「メバチ」、「メダイ」等が「水揚げ」され、一年を通して様々な「旬の魚」が「水揚げ」されています。

 「外川漁港(とかわぎょこう)」(2013年1月4日のブログ参照)は、「銚子市」にある「第2種漁港」で、「銚子市」の「南部」に位置し、「外川漁港」「背後」には「台地」があり、「外川漁港」周辺の「集落」は「斜面」と「低地」にあります。
 「外川漁港」は、「水郷筑波国定公園」(2012年8月3日のブログ参照)の「区域内」にあり、「東側」は「犬吠埼」、「南側」は「屏風ヶ浦(びょうぶがうら)」から「九十九里浜」(2012年5月11日のブログ参照)に続いています。

 「外川漁港」の「沿革」ですが、1658年(万治元年)「紀州」「有田郡」「広村」出身の「崎山治郎右衛門」氏によって「本浦」「築港」。
 その後「外川漁港」は、1661年(寛文元年)に「新浦」の「竣工」、1952年(昭和27年)2月29日に「第2種漁港」に指定されています。
 ちなみに「外川漁港」の「水揚げ」される「主」な「魚種」ですが、「金目鯛(キンメダイ)」(2011年2月14日・2010年10月17日のブログ参照)、「アカムツ」、「クロムツ」となっています。

 「漕出式」は、「年」の「始め」、「航海の安全」と「大漁」を祈願して「漁船」が「川口沖合い」を航行することで、「漕出式」は、「乗り初め(のりぞめ)」とも呼ばれています。
 「漕出式」ですが、「銚子」の「正月の風物詩」のひとつで、上記のように「航海の安全」と「豊漁」を祈願して行っています。
 「銚子」は、上記のように「日本有数」の「水揚げ量」を誇る「漁業のまち」で、江戸時代「魚」を追い求めて北上した「紀州の漁師たち」により「外川漁港」が築かれて以降、「親潮」と「黒潮」がぶつかり合う豊かな「漁場」や「利根水運」などの「地の利」に恵まれ、「銚子の漁業」は発展してきました。

 新しい「年」の「初め」、「漁師たち」はことさら「縁起」を担ぎ、「昔」から「年初め」の「良い日」を選んで「漕出」を行っていたようです。
 「銚子漁港」で「漕出」を行う「船」は、全て「海」を見下ろす「格好」に鎮座する「漁師の守り神」である「川口神社」(2010年12月22日のブログ参照)で祈願するそうです。

 「漕出式」では、「昔」は「海」から「川口神社」にお参りする際に、「港」から出た「船」を「左」へと旋回させて「神社前」で「お神酒(おみき)」を上げたそうです。
 「左」へ「旋回」する「理由」ですが、「船の神様」が「船」の「左側」に座っているからという「伝承」にならって行われていたそうです。
 現在、「漕出式」では、「川口神社」付近に「導流堤」ができて「航路」が狭くなったこともあり、「神社前」で旋回する「船」は少なくなりましたが、「各船」思い思いに「お神酒」を上げ、参拝しています。
 「漕出式」は「銚子漁港」だけでなく、「外川漁港」でも見ることができます。

 「漕出式」とは、上記のように今年一年の「航海」の「安全」と「豊漁」を願い、「色」鮮やかな「大漁旗」を「風」になびかせた「船」が、「列」をなして「新春」の「海」へ繰り出す「漁師たち」の「仕事始め」に当たる「伝統的行事」です。
 上記のように「漕出式」では、出港する「漁船」に「大漁旗」を掲揚しており、「遠目」にも鮮やかな「大漁旗」は、「銚子」らしい「色彩」で、「冬の海」に映え、「見事」な「光景」となっています。
 「大漁旗」をなびかせた「船」が次々と出港する様子は「活気」にあふれ、「勇壮」で「見事」な「銚子」ならではの「新年の光景」と言えるものです。
 「漕出式」では、「漁師たち」が、「神社」へ向かって「手」を合わせ、「水面」に「お神酒」を注いだり、「海水」で「甲板(かんぱん)」を清めて祈願します。
 「漕出式」は、「銚子漁港」、「外川漁港」で行われ、「銚子漁港」では2014年1月6日(月)8時00分から、「外川漁港」では2014年1月6日(月)9時00分から行われるそうです。

 「海の男たち」の「仕事始め」、「銚子」の「正月の風物詩」。
 この機会に「銚子市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「漕出式」詳細

 開催日時 2014年1月6日(月) 8時〜(銚子漁港) 9時〜(外川漁港)

 開催会場 銚子漁港
      外川漁港

 問合わせ 銚子市観光協会 0479-22-1544

 備考
 「漕出式」は、「(一社)銚子市観光協会」が選出している「銚子百選」に選定されています。
 「漕出式」で「漁船」に掲揚している「大漁旗」は、「伝統的」な「萬祝式(まいわいしき)」という「染め方」によるもので作られています。
 「萬祝式大漁旗」は、「漕出式」、「進水式」など、「漁船」に飾られるほか、「結婚式」、「出産祝い」、「新築・開店祝い」などの「贈り物」として「人気」があります。

















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| 気まぐれ日記 | 07:29 PM |

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