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「伊能忠敬の明治〜幻の大日本沿海輿地全図〜」(香取市)
 本日ご紹介するのは、となりまち「香取市」「伊能忠敬記念館」で9月30日(火)〜11月24日(祝・月)の期間開催されます「伊能忠敬の明治〜幻の大日本沿海輿地全図〜」です。

 「佐原の町並み」は、「香取市」「佐原」の「市街地」にある「歴史的」な「建造物」が残る「風情」のある「町並み」です。
 「佐原」は、江戸時代に「利根川東遷事業」により「舟運」が盛んになると、「小野川」(2012年9月7日のブログ参照)には、「物資」を「陸」に上げるための「だし」と呼ばれる「河岸施設」が多くが作られました。
 明治以降もしばらくは「繁栄」は続き、「自動車交通」が発達し始める昭和30年(1955年)頃までにかけて、「成田」から「鹿島」にかけての「広範囲」な「商圏」を持つ「まち」となっていました。
 上記のように「利根川水運」で栄えた「商家町」の「歴史的景観」を「今」に残す「佐原の町並み」が、「佐原」の「市街地」を「南北」に流れる「小野川」沿い、「佐原」の「市街地」を「東西」に走る「香取街道」、及び「下新町通り」などに見ることができます。
 「佐原の町並み」ですが、「佐原」が最も栄えていた江戸時代末期から昭和時代前期に建てられた「木造町家建築」、「蔵造り」の「店舗建築」、「洋風建築」などから構成されています。
 「佐原の人々」は、「江戸の文化」を取り入れ、更にそれを「独自の文化」に昇華していて、「江戸優り(えどまさり)」といわれるほど栄えていたそうで、「当時」の「面影」・「歴史景観」を「今」に残し、またそれを活かした「まちづくり」に取り組んでいることが認められ、「佐原の町並み」は、平成8年(1996年)12月、「関東」で初めて「重要伝統的建造物群保存地区」(重伝建)に選定されています。
 「佐原の重伝建」は「昔」からの「家業」を引き継いで「今」も「営業」を続けている「商家」が多いことから、「生きている町並み」としても評価されています。

 「重要伝統的建造物群保存地区」には、「佐原の偉人」「伊能忠敬」(2011年3月5日のブログ参照)が過ごし、寛政5年(1793年)建築された「伊能忠敬旧宅」(国指定史跡)(2012年2月24日のブログ参照)のほか「千葉県」の「県指定有形文化財」も「8軒」(13棟)が「小野川」沿いや「香取街道」沿いに「軒」を連ねています。
 「重要伝統的建造物群保存地区」「千葉県指定有形文化財」ですが、大正3年(1914年)建築の「三菱館」(2012年1月27日のブログ参照)、「土蔵」が明治元年(1868年)「店舗」が明治28年(1895年)建築の「福新呉服店」(2012年4月29日のブログ参照)、「店舗」が安政2年(1855年)「土蔵」が明治25年(1892年)以降に建築の「中村屋商店」(2012年5月21日のブログ参照)、明治13年(1880年)建築の「正文堂書店」(2013年6月22日のブログ参照)、「店舗」が天保3年(1832年)「土蔵」が明治元年(1868年)に建築の「いかだ焼き本舗正上」(2011年12月28日のブログ参照)、「店舗」が明治25年(1892年)「土蔵」が明治23年(1890年)に建築の「小堀屋本店」(2012年8月31日のブログ参照)、明治25年(18
92年)に建築の「中村屋乾物店」、「店舗」が明治33年(1900年)「土蔵」が寛政10年(1798年)に建築の「旧油惣商店」が指定されています。

 「樋橋」(2012年2月13日のブログ参照)は、「香取市」「佐原」に架かる「橋」で、「通称」「ジャージャー橋」とも呼ばれています。
 「樋橋」ですが、もともと江戸時代に「小野川」「上流」でせき止めた「農業用水」を「佐原」の「関戸方面」(現「佐原駅方面」)の「田」に送るために「小野川」に架けられた大きな「樋(とよ)」だったそうで、その「樋」を「人」が渡るようになり、昭和時代に「コンクリート橋」に、1992年(平成4年)に現在の「橋」になったそうで、「橋」を造る際に、かつての「ジャージャー橋」の「イメージ」を再現するため、「水」が落ちるように造られたそうです。
 なお「樋橋」は、1996年(平成8年)に「環境省」の「日本の音風景100選」に選定されています。

 「伊能忠敬記念館」(2012年4月21日・1月29日・2011年3月8日のブログ参照)は、「佐原の偉人」「伊能忠敬」の「功績」を讃(たた)えている「記念館」です。
 以前、「伊能忠敬記念館」は、「伊能忠敬旧宅」の「隣」にありましたが、「記念館」「建設」から「相当」な「年月」がたっており、またかつての「伊能忠敬記念館」の「展示面積」が「手狭」であったなどのことから、1998年(平成10年)5月22日に、「伊能忠敬旧宅」の「小野川」を挟んだ「樋橋」を渡った「対岸」に新しく「伊能忠敬記念館」が設置されることとなり、「現在の地」に「伊能忠敬記念館」が開館したそうです。

 「伊能忠敬記念館」では、「醸造業」などを営む「豪商」の「伊能家」に17歳で「婿養子」に入り、「家運」を盛り立て「佐原の名主」として活躍した「前半生」、そして50歳(49歳)で隠居して、のちに「江戸」に出て「勉学」に励み、56歳から71歳まで「計」10回にわたって「全国測量」を行った「伊能忠敬」の「人生」を、「年代順」に追って紹介しています。
 「伊能忠敬記念館」では、「国宝」に指定された「測量器具」や「伊能図」の「数々」が展示され、「地球」1周分の「距離」を測量して歩いたという「伊能忠敬」の「業績」を偲ぶことができ、その「結晶」ともいえる「正確さ」と「芸術的な美しさ」を備えた「地図」や「伊能忠敬関連資料」などが展示された「伊能忠敬記念館」は「香取市」「佐原」の「観光名所」のひとつとなっています。

 「伊能忠敬の明治〜幻の大日本沿海輿地全図〜」の「開催」に際し、「伊能忠敬記念館」では、下記のように紹介されています。

 数ある伊能図の「正典」として、江戸幕府及び明治政府に献上された大日本沿海輿地全図は、度重なる火災によって焼失してしまいます。
 しかしながら、明治以降、同図を複製した少なからぬ数の写本が作製されています。
 それを必要とする社会的な要請が強くあったからです。
 伊能図とそれを作製した伊能忠敬の存在は、彼が生きた江戸時代ではなく、むしろ、その後の明治、大正、昭和のなかで脚光を浴びていきます。
 明治という時代には、伊能図と伊能忠敬が国民の誰もが知るべき偉業・偉人として人々のうちに深く刻まれてゆく、歴史の起点がありました。

 こうしたなかで近年、関東大震災により焼失したとされる大日本沿海輿地全図副本の一部ではないかと指摘されている図が存在します。
 伊能忠敬に対する社会的な注目と、そこに支えられた伊能図の研究は、上記の仮説を検証しうる地点にまで歩を進めています。

 本展では、歴史の向こうに幻となった、しかし、確かに存在した、大日本沿海輿地全図の姿を探りながら、明治という時代=日本の近代化のなかで、伊能図と伊能忠敬が果たした役割を紹介していきます。

 「伊能忠敬の明治〜幻の大日本沿海輿地全図〜」の「展示構成」ですが、下記の通りとなっています。

 炎上 〜失われた正典〜

 顕彰 〜伊能忠敬の「夜明け」〜

 実用 〜陸軍と海軍〜

 偉人 〜教育と地域のなかで〜

 また「伊能忠敬の明治〜幻の大日本沿海輿地全図〜」の開催に際し「香取市」では、開催期間中に「記念講演会」を実施するそうです。
 「伊能忠敬の明治〜幻の大日本沿海輿地全図〜」「記念講演会」の「詳細」ですが、下記の通りとなっています。

 記念講演会

 演 題 日本の近代測量・地図作製と伊能図

 講 師 元国土地理院長・社団法人日本測量協会副会長 星埜由尚氏

 日 時 10月18日(土)午後2時(14時)〜午後3時(15時)30分

 場 所 香取市佐原中央公民館3階 大会議室

 入場料 無料

 内 容

 明治維新以降、近代化を急いだ日本にあって、旧陸軍地測量部を中心にして遂行された測量と地図作製の歴史を振り返りながら、そのなかで伊能図がどのように役立てられたのかについてお話をいただきます。

 「佐原の偉人」「伊能忠敬」の「生涯」をあますところなく案内している「記念館」「伊能忠敬記念館」で開催される「特別展」「伊能忠敬の明治〜幻の大日本沿海輿地全図〜」。
 この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「伊能忠敬の明治〜幻の大日本沿海輿地全図〜」詳細

 開催期間 9月30日(火)〜11月24日(祝・月)

 開催会場 伊能忠敬記念館 香取市佐原イ1722-1

 休館日  月曜日 (但し、祝日の時は開館)

 開館時間 10時〜18時

 入館料  大人500円 小・中学生250円

 問合わせ 伊能忠敬記念館 0478-54-1118

 備考
 「伊能忠敬記念館」の「小野川」を挟んで「対岸」にある「伊能忠敬旧宅」ですが、10月11日(土)「正午」より「再公開」されるそうです。















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| 地域情報::香取 | 10:09 AM |

 
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