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「八重垣神社祇園祭」(匝瑳市)
 本日ご案内するのは、近隣市「匝瑳市」「八重垣神社」で8月4日(月)・5日(火)に開催されます「八重垣神社祇園祭」です。

 「匝瑳市」は、「千葉県」の「北東部」に位置し、「首都」「東京」から70km圏、「世界の空の玄関口」(WORLD SKY GATE)「成田国際空港」(2012年12月10日のブログ参照)からは「車」で30分の「距離」にあり、「匝瑳市」の「中心部」を「JR総武本線」と「国道126号線」が「東西」に走り、「成田方面」とは「国道296号線」で結ばれています。

 「匝瑳」の「由来」・「語源」ですが、「匝瑳」という「地名」は、現存のものでは、「奈良」「東大寺」「正倉院」に伝わる「庸調(ようちょう)」(「朝廷」に納めた「特産物」)に見られる天平13年(741年)の「記録」が最も古いとされています。
 「匝瑳」という「地名」の「由来」は、平安時代前期の「歴史書」「続日本書紀」によりますと、5世紀の終わり頃から6世紀のはじめにかけて、「畿内」(現在の「近畿地方」)の「豪族」であった「物部小事(ものべのおごと)」という「人物」が、「坂東(ばんどう)」(現在の「関東地方」)を征した「勲功」によって、「朝廷」から「下総国」の「一部」を与えられ、「匝瑳郷(さふさごおり)」とし、「小事」の「子孫」が「物部匝瑳(ものべのそうさ)」氏を名乗ったと伝えられています。
 「匝瑳」の「語源」については、「諸説」あって定まっていませんが、「発音」での「さふさ」という「地名」があり、「さ」は「狭」で美しい、「ふさ」は「布佐」で「麻」の「意」で、「美しい麻のとれる土地」であったとする「説」や、「さ」は「接頭語」で、「ふさ」は「下総国」11郡中で「最大の郡」であったことを「由来」するという「説」もあります。
 「匝瑳」は、「さふさ」に「縁起」のよい「漢字」を充てたものと考えられています。
 なお、「漢和辞典」によりますと、「漢字」の「匝」は、「訓読み」で「匝(めぐ)る」と読み、一巡りして帰るという「意味」があり、「瑳」は、「訓読み」で「瑳(あざ)やか」あるいは「瑳(みが)く」と読み、「匝瑳」は「あでやかで美しい」という「意味」があるそうです。

 「八重垣神社」ですが、「匝瑳市」「八日市場」に鎮座する「神社」で、「旧社格」は「村社」、「八重垣神社」の「御祭神」ですが、「素戔鳴尊(すさのおのみこと)」と「事代主命(ことしろぬしのみこと)」と「倉稲魂(うが(か)のみたま)」を祀っています。
 「八重垣神社」ですが、「嵯峨天皇」の弘仁2年(812年)に「物部朝臣匝瑳連足継」公が「鎮守府将軍」として「この地」を廻り、「祖神」たる「物部小事(ものべのおごと)」(「物部匝瑳連」の「祖」)「直筆」に係わる「八雲の新詠」を奉仕するために「出雲の神」を奉載し、「牛頭天王社」として祀った事に始まるといわれています。
 「八重垣神社」は、正中2年(1314年)、永徳元年(1381年)に「社殿」を改修、享禄3年(1530年)に「社殿」を改築し、「社名」を「福岡明神」と改め、「神輿」を新造して「祇園祭」を執行したのが、今日(こんにち)の「八日市場の祇園祭」(2013年8月3日・2012年7月31日・2011年8月3日・2010年8月2日のブログ参照)の「創始」とされています。
 「八重垣神社」は、慶長11年(1606年)、元和10年(1624年)、寛文6年(1666年)と「社殿」の「修改築」が行われましたが、寛文6年「冬」に「失火」により「類焼」し、「ご神体」は「別当寺」「見徳寺」に移祭。
 「明治維新」のさなか、明治元年(1868年)の「神仏分離」によって明治2年(1869年)に「社殿」を造営し、明治5年(1872年)に「竣工」、明治6年(1872年)に「村社」に列格し「八重垣神社」と改称し、現在に至っています。

 「八重垣神社祇園祭」の「歴史」ですが、残っている「文献」が少なく、「歴史資料」が乏しいようですが、「見徳寺」に所蔵する「古文書」によりますと、

 「祇園会は元禄十年(1697年)の頃なり、別当見徳寺始め毎年天王宮免田米をもって祭礼す」

 とあり、これを「祇園祭」の「起源」とみることができます。
 さらに別の「古文書」によりますと、

 「正徳三年(1713年)六月十九日、門前へ初めて神輿を本振りなり」

 とあり、この頃に「神輿」が担がれるようになったようです。
 「祇園祭」「特有」の「お囃子」が登場するのは、明治中期以降でその「伝承」の「経過」から「通称」「三川囃子」と呼んでいるそうです。
 また「神輿渡御」が盛り上がると「匝瑳市」では「町どおし」の「紛争」が絶えなかったそうです。
 そこで解消する「方策」として大正時代からは「神輿連合渡御」が行われるようになり、それが現在も承継されています。

 「八重垣神社祇園祭」ですが、毎年8月4日・5日に行われます「匝瑳市」きっての「お祭り」で、「八重垣神社」を「中心」に「10町内」から合わせて「20数基」の「神輿」が繰り出されます。
 「八重垣神社祇園祭」では、「笛」や「太鼓」の「軽快」な「お囃子」に合わせ、担がれる「神輿」はこの「地方」「特有」の「スタイル」で、

 「あんりゃぁどした」

 という「威勢」のいい「かけ声」で練り歩く「姿」は、見ている「者」も「心」が踊ってしまうそうです。
 また「八重垣神社祇園祭」は、「神輿」の「行列」に「冷水」を浴びせかけるのも「特徴」なのだそうです。

 従来「女性」は「神輿」を担ぐことは許されませんでしたが、「八重垣神社祇園祭」では、「女人禁制」の「旧例」が緩和され、「女神輿」が繰り出されるようになったそうです。
 「八重垣神社祇園祭」で渡御されるこの「女神輿」は「全国」でも極めて珍しい「女性」だけが担ぐ「神輿」として「注目」を集めています。
 8月4日の「夕方」から「威勢」のいい「女性達」により「男達」に負けじと「各町内」から「10基」の「神輿」が渡御されます。

 「八重垣神社祇園祭」の「ハイライト」は何といっても「神輿連合渡御」だそうです。
 8月5日の「午前」に「八日市場小学校」に「10町内」から集まった「20基」以上の「神輿」と「囃子達」は、延々と連なって「匝瑳市」の「市街」を練り歩きます。
 「夕刻」になり「八重垣神社」に次々と入る前には「活気」に「最高潮」に達し、「担ぎ手達」の「力」の入った「渡御」がみられるそうです。
 ちなみに「八重垣神社祇園祭」の毎年50000人もの「人出」が見込まれる「人気」の「お祭り」として知られています。

 今年(2014年)の「八重垣神社祇園祭」の「スケジュール」ですが、下記の通りとなっています。

 8月4日(月)

 6時00分〜7時00分 「祇園祭式典」 (八重垣神社)

 7時15分〜8時00分 「神社神輿渡御 発御」 (八重垣神社〜上出羽区祭事事務所)

 9時00分〜15時00分 「山車巡行」 (十町内)

 17時00分〜22時00分 「女神輿連合渡御」 (上出羽〜ちいちい茶屋〜見徳寺〜多田屋)

 20時00分〜22時00分 「四尺神輿渡御」

 16時00分〜22時00分 (一般車両通行禁止区域内)

 「山車巡行」の「コース」ですが、下記の通りとなっています。

 9時00分 西本町會館

 9時30分 田町会館

 10時00分 多田屋

 10時30分 萬町会館

 11時00分 ぶんしん〜八重垣神社(昼食休憩)

 12時45分 もりもん

 13時00分 砂原会館

 13時30分 仲町会館

 14時15分 山喜工業

 14時45分 大木測量

 「女神輿連合渡御」の「コース」ですが、下記の通りとなっています。

 上出羽交差点付近 〜 京葉銀行前 〜 ちいちい茶屋 〜 多田屋前 (3分間隔) 〜 荒井斎場裏 〜 見徳寺前 〜 (休憩) 門前十字路付近 (休憩後は流れ解散)

 8月5日(火)

 10時30分〜18時00分 「神輿連合渡御」 (八日市場小学校〜八重垣神社)

 18時00分〜18時10分 「幟上げ」 (八重垣神社境内)

 18時10分〜20時30分 「神社神輿・帰町」 (仮宮〜上出羽区)

 21時00分〜22時00分 「神社神輿還御・帰町」 (上出羽区〜八重垣神社〜上出羽区)

 16時00分〜22時00分 「一般車両通行禁止区域」 (一般車両通行禁止区域内)

 「10町連合渡御」の「コース」(連合渡御時刻表)ですが、下記の通りとなっています。

 先頭(上出羽区)

 10時00分 八日市場小学校集合

 10時20分 出発式

 10時30分 八日市場小学校出発

 渡御 (小学校〜横町)

 11時15分 横町到着 (20分休憩)

 11時35分 横町出発

 渡御 (横町〜下出羽)

 12時25分 下出羽到着(30分休憩)

 12時55分 下出羽出発

 渡御 (下出羽〜田町)

 13時45分 田町到着(20分休憩)

 14時05分 田町出発

 渡御 (田町〜砂原)

 14時45分 砂原到着(20分休憩)

 15時05分 砂原出発

 渡御 (砂原〜八重垣神社)

 多田屋到着

 16時00分 上出羽区 (10分間隔)

 16時10分 下出羽区

 16時20分 仲町区

 16時30分 砂原区

 16時40分 東本町区

 16時50分 西本町区

 17時00分 横町区

 17時10分 福富町区

 17時20分 万町区

 17時30分 田町区

 多田屋前から社殿休憩まで、各町内移動時間約10分

 八重垣神社到着

 16時20分 上出羽区 (10分間隔)

 16時30分 下出羽区

 16時40分 仲町区

 16時50分 砂原区

 17時00分 東本町区

 17時10分 西本町区

 17時20分 横町区

 17時30分 福富町区

 17時40分 万町区

 17時50分 田町区

 最終(田町区)

 10時00分 八日市場小学校集合

 10時20分 出発式

 10時57分 八日市場小学校出発

 渡御 (小学校〜横町)

 11時42分 横町到着(20分休憩)

 12時02分 横町出発

 渡御 (横町〜下出羽)

 12時52分 下出羽到着(30分昼食休憩)

 13時22分 下出羽出発

 渡御 (下出羽〜田町)

 14時12分 田町到着(20分休憩)

 14時32分 田町出発

 渡御 (田町〜砂原)

 15時12分 砂原到着(20分休憩)

 15時32分 砂原出発

 渡御 (砂原〜八重垣神社)

 多田屋前移動

 16時05分 上出羽区 (5分間隔)

 16時15分 下出羽区

 16時25分 仲町区

 16時35分 砂原区

 16時45分 東本町区

 16時55分 西本町区

 17時05分 横町区

 17時15分 福富町区

 17時25分 万町区

 17時35分 田町区

 多田屋前から社殿休憩まで、各町内移動時間約10分

 八重垣神社出発

 18時10分 上出羽区 (5分間隔)

 18時15分 下出羽区

 18時20分 仲町区

 18時25分 砂原区

 18時30分 東本町区

 18時35分 西本町区

 18時40分 横町区

 18時45分 福富町区

 18時50分 万町区

 18時55分 田町区

 となっています。

 「匝瑳」の「古社」「八重垣神社」で開催される「八日市場」の「夏」を彩る「神輿の祭典」「八重垣神社祇園祭」。
 この機会に「匝瑳市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「八重垣神社祇園祭」詳細

 開催日時 8月4日(月) 7時〜22時
      8月5日(火) 10時半〜22時

 開催会場 八重垣神社 匝瑳市八日市場イ全域

 問合わせ 匝瑳市産業振興課 0479-73-0089

 備考
 「八重垣神社祇園祭」の今年(2014年)の「年番町」ですが、「上出羽区」となっています。
 「匝瑳市」では、「八重垣神社祇園祭フォトコンテスト」を「JR東日本千葉支社」の「協賛」を得て開催するそうです。
 「八重垣神社祇園祭フォトコンテスト」の「応募方法」「応募要領」ですが、「匝瑳市」「HP」をご参照下さい。





| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=2199 |
| 地域情報::匝瑳 | 10:54 AM |

 
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